こんばんは。

今日はNゲージ鉄道模型、自作室内灯化など既に終えている24系寝台車~夢空間車連結編成を再び弄ってみました。実写も出てきます。

 

通常はこんな姿で運行、ED75 757[仙]の牽引、この機関車のジャンパ栓、ブレーキホース表現も終わっていますので特に弄るところはありません。24系寝台車は11連、後ろの方に夢空間車がチラっと見られます。この客車編成については以前4回にわたって記事にし、色々弄り終えて順調に走っています。

・ Nゲージ 24系夢空間編成あれこれ

・ Nゲージ 24系弄り~自作室内灯化など(1)

・ Nゲージ 24系弄り~自作室内灯化など(2)

・ Nゲージ 24系弄り~自作室内灯化など(3)オシ25の室内灯を窓上に納めるには?

こんだけ色々書いていて、この期に及んで何を弄るのかというと..

 

この編成からKATOのオハネ25を1両捻出したい..そこで余っていたTOMIXのオハネ25を現行編成仕様に合わせて改造、更にマニ24を除く全車に自作インクジェットシールによる各種表記入れも行った..が主な内容です。写真は整備を終えた9号車 TOMIXのオハネ25、ここに繋がっていたKATOが1両外れて、これは他の編成に回します。

 

最初に編成の全体像です。客車11両中8両がTOMIX、今回1両増えていますがKATOとの混成編成では私の所では最もTOMIX率の高い編成です。夢空間車はTOMIXにしか設定が無いので品番92792 夢空間北斗星セット を導入しました。セットにはオロネ、オロハネといった優等車両が入っていましたが、私のイメージは後述しますが夢空間車3両(1~3号車)以外は全てモノクラスB寝台なので、TOMIXの品番2508~2510を単品購入して増結、更にKATOの24系北斗星DX編成導入で余剰になったKATOの10-804~806 北斗星登場時セットからオハネフ、オハネを転用してきています。

 

ここで実車ネタです。夢空間は北海道でも奥羽本線でも撮影機会がありましたが、印象深いのは東北本線、冬場毎週のように写真のような盛岡までの臨客があった時期がありました。夢空間車は使われず、B寝台のみの客扱いだったようですが、随分撮影に行きました。陽の短い時期の朝早いダイヤ、撮影には光線条件など苦労しました。これは逆光側に回りましたが、思いのほか陽が照って..でもホワッとしたいい雰囲気だったと思います。

2007/12 東北本線 花巻空港-石鳥谷 9115レ ED75 759[仙]牽引

 

客扱いは片道のみで、上りは回送でした。夢空間車、乗ってみたかったですねー。回送と言わず乗せてよ..って感じでしたが、撮影は楽しめました。客車11両編成、夢空以外は全車北斗星仕様の引戸B寝台、寝台側窓が大/小の25系初期型/後期型が入り混じる..この編成を模型で再現しています。

2008/01 東北本線 前沢-平泉 回9112レ ED75 758[仙]牽引

 

さて模型は例によってとっかえひっかえやった結果、余った車両がKATO 10-805ブックケースに収納されていました。上2両はTOMIXです。この上から2両目..

 

TOMIXの品番2508が1両余っていました。インレタ車番を転写した位で殆ど弄っていない車両です。

 

これをバラしたところ、殆ど使用感がありません。間違って多く買ったのかな?TOMIX純正室内灯は入っていました。しかし何度も書いてますがDCCにおいては台車にスプリングが入る集電法はよろしくありません。台車周りなどが溶けてくることがあります。そこで集電法を変える改造を行います。台車は白線より下のKATO製TR217 豊富に余っているので??これに交換です。

 

この改造久々にやりました。KATOやGM製品のようにボディー側に銅板を仕込んでその弾力で剛性の台車側集電板を支える方式(勝手に板バネ式と呼んでいます)へ改造、これで経験的にボディー、台車周りの溶解を抑制できます。DCCならではの事情です。ボディー集電銅板は以前はKATOの余剰車両を廃車としてそこから捻出するしか手がありませんでした。10-804~806の個室寝台車など残っていない車両があるのはそのためです。が今は0.1mmの燐青銅版が同様に使えることを知ったので、板状のパーツを購入して切り出しています。自作室内灯化も行って、シールも貼って仕上がったのが2枚目の写真です。

 

全車に行った行先表示や号車札の表現、団臨の姿を想定しているので”臨時”としました。

この編成の中間部カプラーはTOMIX車主流ということでTNカプラーを使っていますが、この10号車オハネフ25と11号車マニ24の間のみは今回KATOのボディーマウントへ交換しました。

以前書いた”カニシャッフル”(笑)をやるには、他編成の電源車カプラーが全てKATOなので、これに合わせた形です。これで本編成も電源車をシャッフルして運転することが可能になります。

 

KATOもTOMIXもこの編成の製品には乗降ドア上の”B寝台”表示も入っていなかったのですが、これも自作インクジェット出力で作ったものを入れてみました。左のオロネ25 901にはこの車両だけの特別仕様”夢空間”の斜体文字表記も。自由に手軽に作れるのが自作シールの良いところです。

自作室内灯化を終えている車両もコツコツ作って貼って行く必要があります。

 

この”B寝台”表記、以前同じく24系あけぼの編成で市販品を貼ってみましたが、貼らない方が良いかも という結果だったと書きました。

上が市販品(レボリューションファクトリー No.4714)、下が自作インクジェット出力の”B寝台”表記です。

市販品は文字が大きめなのと、表記至近にカッターを入れると文字がポロポロ剥がれちゃうのが問題でしたが、自作は文字を小さめに作れ、カッター入れで文字が剥げることもありません。

 

なので寝台特急”あけぼの”の1号車にも入れてみました。”ゴロンとシート”の表示が入っていた車両です。完全ではないものの、見れるレベルにはなったかな。

 

オハネが1両、KATO→TOMIXにすり替わっただけですが、表記類を入れてdetail upした24系夢空間編成。引き続き快調に走っています。24系は予備車も含め沢山居ますから、時には編成替えなどもしながら楽しみたいと思います。

 

写真後ろ3両の夢空間車両、次世代の寝台車両の方向性を見出すためとして、24系ファミリーで唯一JRになってからの1989年に新製された車両です。改造車じゃないんですね。試作的意味合いが強かったのか、車番も900番台を名乗ります。しかしこの3両だけで終わり、量産されることはありませんでした。その後E26系へ発展、究極の発展形が”四季島”ということになるんでしょうけど、機関車ファンとしては客車スタイルのまま発展してほしかったなー。とても庶民が乗れるような値段でも無いので縁遠いですが。

 

最後までご覧いただきありがとうございました。

 

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