(この運行の一つのクライマックス)
早速,「山陰本線迂回貨物」の掲載を行うこととします.実際には「金屋代文庫」にも帰った直後に書いているのですが,この機会に書いてしまおうと決めました.
迂回貨物の運行は8月末から始まっていましたが,当然ですが,だからといってすぐに動けるわけではありません.特に筆者には「国内旅行業務取扱管理者試験」がありましたので,実際に動けるのは9/2(日)からとなります.9/3より,筆者はスケジュールを開け,2泊3日で米子まで向かうことにしました.
9/2は試験会場である広島市から浜田市へ向かい,前泊します.
時間に余裕があったので,江津駅へいってみました.三江線の廃止の跡がそこにはありました.
なお,試験は「てるみくらぶの件で法改正があった」ことを念頭に置いていましたが,無事合格することができましたことを記しておきます.
ゆうひパーク三隅
翌朝,「ゆうひパーク三隅」へ向かいます.この地域の山陰本線には撮影地が多数ありますが,この「ゆうひパーク三隅」は駐車場が多数用意されていたため,多くの撮影者が集まりました.それでも,列車の通過直前では駐車スペースがなくなるほどです.
綺麗な場所です.
浜田駅
貨物列車は一部の交換可能駅で長時間停車し,列車の観察に向いています.列車の追いかけも十分に可能でした.
やってきた列車はコキ104型のみの6両(のちに7両)編成です.タンクコンテナが多く積まれ,この列車の性格がよくわかります.少なくとも,宅配便を輸送する列車ではありません.
山陰本線・山口線は愛知機関区のDD51の857・1802・1804号機を使用,専用の仕業札も用意されました.
まさに,浜田駅を出発しようというところです.
瑞風 山陰上りコース
この日は,「TWILIGHT EXPRESS 瑞風」の山陰上りコースの運転日でした.
これからも定番になる構図ですが,月曜日のみの運行であるためか,意外とチャンスはありません.
(画像を差し替えました)
江津駅で,下りの迂回貨物列車とすれ違うダイヤとなっていました.
ドアは開かなかったものの,神楽舞などの披露がありました.
なお,江津駅西側のオーバークロスで,瑞風と機関車の「顔」を同時に収められる構図で撮影できるポイントがありますが,筆者としては瑞風に関しては,お客様を意識した活動を行いたいと考えていますので,迷わず江津駅に入場しました.
なお,瑞風とのすれ違いはこの日だけではありませんでした.
その後,国道9号・山陰道をひたすら上り,米子市へ向かいます.
米子駅
米子駅到着時にはEF64がついていました.
工臨は重連で用意されていました.1179号機・1186号機とも,この列車の運行に関しての訓練運転で使用されていました.仮に本運転で使用されていた場合はさらなる混雑になっていたと思います.
機関車にはラッピングがあります.
留置線に目を向けると,残りのDD51がスタンバイしていました.
苦労の末に九州から送り届けたコンテナ,列車の終点となる名古屋まではまだまだ距離があり,無事に届きますようにと祈りつつ,米子市のホテルへ向かいました.
動画