(沿線の人気撮影地「ゆうひパークみすみ」の近隣より)
近年の日本列島では7月になるたびに非常に大きな被害をもたらす豪雨が発生しており,その度に鉄道路線に大きな被害が発生しており,中には廃止に追い込まれた路線もあります.
通常は道路復旧を優先させ,貨物輸送を対応するのですが,こと「西日本豪雨」と言われる「平成30年7月豪雨」では,山陽本線の復旧に約3ヶ月かかったため,「山陰本線・山口線に貨物列車を通す」という,極めて異例の対応が取られました.航空機に積めないほど重く,船より速く運び,自動車より安全に運ぶ必要がある貨物があることを思い知らされます.
列車は山陰本線・山口線を日中に運行され,運行期間中の沿線は撮影者の方で大いに賑わっていました.
運行から2年,当時の記録を,改めて「金屋代鉄道」で紹介しようと思います.
筆者は大きく分けて3期間に分けて撮影行を行っており,ちょうど2年前[1]を振り返ればと思います.
第1週
- 9/3 浜田市→大田市→米子市(9/2 掲載)
- 9/4 米子市→大田市(9/3 掲載)
第3週
- 9/15 山口市→益田市→江津市→大田市→津和野町→北九州市(9/14 掲載)
- 9/17 山口市→浜田市(9/16 掲載)
運行末期
- 9/28 新山口駅(9/28 掲載)
- 9/29 SLやまぐち号運行再開[2](9/29 掲載)
- 10/7 山口市(台風による再運行)(10/11 掲載)
まとめ動画
模型での再現
[1]:若干ずれて紹介することがあります.例えば,9/4は別の内容の記事を書く予定ですので,繰り上げて紹介します.
[2]:欠かせない話題があります.一緒に紹介させてください.
※この記事の執筆・公開日は2020/9/1です.【過去旅行記】2018/9 山陰貨物」完結に伴い,日付を変更しました.
2020年8月のアクセスについて
- アクセス数は18,839件,訪問者は12,387件でした.
- 特に,「待望の現代仕様 TOMIX 98705 12系宮原総合車両所」と「ブルートレイン完全引退から5年」にはそれぞれ1,000件を超える高い反響をいただきました.「山陰本線迂回貨物」もそうですが,いかに客車列車,国鉄型機関車が牽引する列車が人気があるかが伺えます.