こんばんは、咲々ぱんだです。

今回は台車を作ります。

賢所乗御車は3軸ボギー台車を履いています。
しかし、Nゲージの3軸ボギー台車は前後に入れると6cmを超えてしまう。
かといってせっかく実車が3軸台車なのにそこを再現しないのはもったいない...ということでBトレ用のNEW HGシャーシを3軸台車に改造します。

早速分解して改造します。

下側パーツは中央部を切断してプラ版で再度繋いで車軸が入るスペースを確保。

上側パーツはレリーフ固定部のみ切り落としてプラ板で車軸の高さを調整。

ここで仮組み。
なんとか収まりました。

これで台車の核が完成です。(あとでプラ板部分は黒色に塗っています)

続いて台車レリーフです。
こちらはBトレサイズの3軸台車を作っている先駆者様のものをパクリ参考にして作りました。

用意するものはGMのTR11台車です。
これを二つ一組にして、中央部に軸受けを追加。
これで特徴的な梁の形状を再現しました。


接着剤が白化していますが、あとで少し整えてから黒色で塗装しているので綺麗になります。

(ちなみに賢所乗御車の詳しい台車形式については資料が少なくよく分からずじまいでした。おそらくTR71だと思って作りましたが詳しい方がいらっしゃいましたら、教えていただけると幸いです。)

レリーフもできたところで、台車本体とレリーフの接続を考えます。

さまざまな付け方を考えましたが、車輪が3軸ともフリー回転する、何かあった時に修理が楽という点から以下の方法を採用しました。

プラ板が車輪と干渉しないように0.5mmほどプラ棒でかさ上げしたのちプラ板を渡してそこにレリーフを接着しました。


写真の台車を横切っているプラ板にレリーフが接着されています。

ここまで来ればあとは微調整です。

床板の車体と干渉する部分をカット
床板の前後方向のズレを防ぐためにプラ棒を接着
連結器の取り付け
などなど...




これで台車も完成です。
3軸台車を初めて作ってみましたが、結構大変でした。

結構記事が長くなったので完成は次回に。

ではでは、またどこかで。。。