KATO製の8620形・東北仕様が発売され、その完成度の高さに多くの賞賛の声が上がっているようです。合せて花輪線貨物列車セットも発売され、岩手松尾(現:松尾八幡平)~龍ヶ森(現:安比高原)~荒屋新町間の連続急勾配区間で見られた8620形の補機連結や3重連での貨物列車を簡単に再現できるようになりました。
花輪線の8620形と言えば、学生時代に友人と2人で東北地方をドライブ旅行した際に、昼食で立ち寄った十和田南駅で、花輪線の8620形牽引の貨物列車を撮影した記憶があります。アルバムを繰ってみると懐かしい姿が現れました。
牽引機 78667 1970年10月 十和田南駅
前照灯は、既にシールドビーム化(東北仕様?)されていました
十和田南駅構内の風景
3枚目の下方に僅かに写っていますが、板が敷き詰められた渡り通路上から撮影しています。当時は十和田湖観光の南入口として賑わっていた十和田南駅ですが、撮影時間帯には旅客列車の到着がなく、ひっそりと静まりかえっていました。50年も前のことになります。
現地で撮影したのは私自身ですが、友人所有のカメラでしたのでネガは手元になく、アルバムに貼ってある写真を、コンデジで再度撮影してトリミングした画像ですので鮮明度に欠けます。
これを機会に模型の8620形も購入したいところですが、先立つものがございません(涙)。