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1899年8月27日に、東武伊勢崎線が開業しました。※昔は地下駅や夜間撮影時に、乗務員らの了解を得た上で、フラッシュを使用してました。20年ぐらい前から不使用です。皆様も列車運行の妨げになるのでフラッシュはおやめ下さい。

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東武伊勢崎線は、東京都台東区の浅草駅から群馬県伊勢崎市の伊勢崎駅を結ぶ、東武鉄道の55駅114.5 kmの鉄道路線です。

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1899年8月27日に、北千住~久喜が開業、当初は2時間間隔で、1日7往復の旅客・貨物混合列車の運転でした。

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その後、1910年3月に太田~新伊勢崎、7月13日に新伊勢崎~伊勢崎の開業(伊勢崎線全通)と着実に路線を延ばしていきました。

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1929年10月10日 浅草 - 東武日光間で特急を運転開始(写真は1800系)

1931年5月25日 浅草雷門(現・浅草)~業平橋(現・とうきょうスカイツリー)が開業した事で全線開通となりました。
在りし日の「業平橋駅」(なりひらばし)

1955年頃には、山手線への接続を目的に北千住から新橋や東京八重洲を結ぶ地下鉄建設を運輸省(現・国土交通省)へ数回に渡って出願、それらの出願はすべて却下されました。

しかし2年後の1957年に、営団地下鉄から求められた日比谷線との相互直通運転に合意。1962年から営団地下鉄日比谷線(現・東京メトロ日比谷線)との直通運転が開始、さらに1981年には東武動物公園駅まで直通運転が拡大しました。

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営団地下鉄日比谷線3000系

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日比谷線乗り入れ用、東武2000系
※元写真は昔、東武博物館で購入したもの

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1960年からは、国鉄に対抗すべく新型特急1720系デラックスロマンスカー(上写真)を導入。外国人旅行客へ配慮した設計で、全車グリーン車並のゆったりした座席や日本の鉄道初の貫通路の自動ドア、和式・洋式トイレの設置など画期的な車両で、1991年まで活躍しました。

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1720系の後継に100系スペーシアが登場

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2003年には、押上駅を介して営団地下鉄半蔵門線(現・東京メトロ半蔵門線)・東急田園都市線との直通運転を開始、業平橋駅の地上ホームはこの時に廃止され、跡地に東京スカイツリーが建設されました。

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地下鉄半蔵門線

東急田園都市線

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2017年4月21日ダイヤ改正では、特急「リバティきぬ」「リバティけごん」「リバティ会津」「リバティりょうもう」として「リバティ」500系(上写真)が運用開始、快速と区間快速を廃止、これに伴い6050系は浅草への乗り入れを終了しました。

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浅草まで乗り入れていた頃の6050系

2020年6月には日比谷線との直通列車に有料座席サービスを導入、2022年3月 竹ノ塚駅付近の高架化が完了する予定で、120年以上の歴史を歩んできた東武伊勢崎線は、さらに進化を遂げようとしています。

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今日は、そんな東武伊勢崎線が開業した記念日でした。

今回も最後までご覧下さり、ありがとうございました。

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