こんにちは。
今日はED75機番シリーズ、90回目なので90号機、あまりやらない?数字合わせ(笑)、の前編です。
国鉄民営化時点でJRに継承された最若番の機関車、貨物列車の牽引に活躍しました。
ED75 90[長] 1966年落成
生抜きの長町所属機(落成から2年は仙台機関区の名称だった?)です。
国鉄時代の姿を1カット撮影できていました。貨車1両だけを牽引して行きます。50~100号機グループの1両、101号~には無いヒサシが付いて、顔立ちが引き締まって見えます。この当時からデフロスタは無し でした。
1986/09 東北本線(特記以外は以下同様) 新白河-白坂 3182レ
国鉄民営化を迎え、JR貨物へ継承されます。後に車籍復活する機関車がありますが、民営化時には90号より若い車番の機関車は(一度)廃車になっています。
JRになって、貫通扉の窓に本シリーズでよく出てくる逆三角形の”感電マーク”が付きました。
1989/08 久田野-白河 5172レ
遠くからやってくる姿が見える区間、荷無しの単機だったので縦位置に変更したんだと思います。
連結器付近が止まっちゃってますが、朝陽が反射し何か雰囲気の1コマでした。
1991/02 白河-久田野 単5175レ
この時は高速貨物列車の先頭に。重連の次位は700番台ですね。90号機、下り方”感電マーク”が窓の高い位置に貼られていました。これ、何なんでしょうね?貫通扉を開けた時の頭上交流20000Vの注意喚起か??JR貨物機のみで東日本機には貼られませんでした。
1991/11 東白石-北白川 4083レ
上と同じ”蔵王バック”の重連高速貨物列車ですが1年半ほど経ってからの撮影、いい位置で455系上り普通列車とすれ違ってくれました。
1993/03 東白石-北白川 3067レ
雪降りしきる鶴ヶ坂にて。奥羽本線のローカル貨物も担当していました。コンテナの積載が良くないですね。2両目など、コキ5500と思われるコンテナ車も繋がっています。
1993/11 奥羽本線 大釈迦-鶴ヶ坂 1655レ
小繋駅を単機で行く90号機。GW期間中に付き荷無しだったのでしょう。ノンビリ感がありました。
春のC62ニセコ号撮影を終え、北海道から帰る途中に寄って撮影した記憶があります。
1995/05 小繋駅 単5261レ
黄金色に色づいた秋を行く90号機先頭の重連。
1995/10 好摩-岩手川口 3063レ
逆光ながらズラズラ繋がるワムハチ編成を撮ってみようとここに構えましたが、短くて拍子抜けだった1コマ。荷の関係か時々こういったことがありました。貫通扉の”感電マーク”が消えています。
1997/01 苫米地-北高岩 5261レ
カマ次位のコキが1両空だったので、重連次位の90号が顔を出しました。
1997/04 北白川-東白石 3086レ
黒磯で直流機が解放され、ここから北への牽引機90号が連結されるところです。直流機はこの先へ踏み入ることができない、以前は大多数の列車で機関車付け替えが必要だった”関所”のような駅でした。
今は全て交直両用車となり、構内の電源切換も廃止、機関車交換は見られなくなっています。
上り方には”感電マーク”所定の位置に貼られたままですね(笑)。
1997/08 黒磯駅 5183レ
90+120号で車扱貨物列車を牽引します。ワムハチやタンク車各種、以前は無蓋車やホキ2200など色々な車種が繋がる楽しい列車でした。
1997/08 東白石-北白川 5175レ
床下機器にカバーが無く、エアタンクや主平滑リアクトル、冷し管などが露出しているのが100号機までの特徴、メカニカル感が好みでした。
1998/05 盛岡駅 4078レ
岩手山を背に行く90[長]+89[盛]、ヒサシ付き同士の連番重連。各々の区名札が読み取れます。
89号機は国鉄民営化時に一度廃車になって、1年ほどで戻って来た”車籍復活機”です。(次位の機番が見えませんが別の広角アングルから89を確認しています。)
1998/05 好摩-渋民 3088レ
これはトリミングをしたわけでは無く、顔をドンと引き付けてみようという撮り方をしていました。
連結器右 重連総括制御用KE77ジャンパ栓から、ボディー下部装着の同開放栓受に接続されたケーブル、これこそ”重連型の象徴”と思い、強調したいなと。結果パンタグラフが入りませんでしたが(汗)。
因みに連結器左は同じ重連総括用ながら旧式のKE63ジャンパ栓。丸っこい形はKE77とは違いますね。
KE63は使っていなかったでしょうから、事実上”片栓構造”だったものと思われます。これも100号機迄の若い機番の特徴でした。なお上り方は左右逆、左がKE77です。
1998/06 苫米地-北高岩 3061レ
秋の岩手川口にて。この日は117+90の重単でした。高速貨物のスジでしたが荷が無かった?
1999/10 岩手川口-好摩 単3092レ
前編はここまでです。後編では土崎全検施工後の姿をUpしたいと思います。
機番表です。白抜きの機番はUp済です。サイドメニューのテーマ”ED75機番シリーズ”をクリックいただくとこれまでの記事が一覧表示されます。
以上ED75 90 機番シリーズ第90回前編 最後までご覧いただきありがとうございました。