秩父鉄道 C58 363 SLパレオエクスプレス① | 鉄道歳時記

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秩父鉄道のC58 363は、1972年に現役引退後、埼玉県吹上町立吹上小学校にて静態保存されていましたが、1988年に開催されたさいたま博覧会にあわせて整備され復活しました。

秩父鉄道のC58は、デフレクターの形状変えたりナンバープレートの色を変えてみたり、ヘッドマークのバリエーションが多々あったりなどファンを楽しませてくれる存在です。

フィルム時代にも撮影していますが、デジイチに移行した2008年以降の写真を何回かに分けて紹介して行きたいと思います。

まずは、その移行後初撮影となった際のものです。生憎の雨の中みかん狩りの時期に合わせて運行された「オレンジエクスプレス」が白煙を上げながらやって来ました。

この頃はまだ1000系を名乗る旧国電101系電車が元気に走っていた時代でした。

ちなみにパレオが走る線路の隣の線路は東武熊谷線の廃線跡です。

2008年10月16日

続いては、製造66周年を迎えた緑寿を祝う緑のナンバープレートに、秩父鉄道創立(明治32年11月8日)110周年を記念して、日章旗と社紋を掲げて運転された際のものです。

2009年11月8日

そして、通称「門デフ」と呼ばれる切取り除煙板を装着して運転された2010年ファーストラン翌日のものです。上りのパレオは煙が期待できないので迫力には欠けますが、この日は黄砂と夕日でなんとなく黄色く染まった感じになりました。

2010年3月21日

次回に続く。