大阪モノレールが開業30周年記念の1日フリー切符 沿線施設の優待特典も



大阪モノレールは9月1日から、「大阪モノレール開業30周年記念乗車券」を発売する。発売額は1000円。

記念切符は記念カード(左)と記念乗車券(右)のセットで販売される。【画像:大阪モノレール】

記念乗車券と記念カード、専用台紙のセット。旧社名(大阪高速鉄道)と現社名(大阪モノレール)を記した「特別感のある内容」(大阪モノレール)という。

記念乗車券は9月1日から11月30日までの期間中、任意の1日に限り大阪モノレール全線を自由に乗り降りできる。切符を提示すると、万博記念公園の自然文化園や日本庭園、「EXPO’70パビリオン」の入園・入館が無料になるなど、沿線施設の優待特典も付く。

9月1日10時から、大阪モノレール各駅の改札窓口で販売される。発売期間は11月30日までの予定だが、2500セットの限定販売で、売り切れ次第発売を終了する。

専用台紙のイメージ。【画像:大阪モノレール】

大阪モノレールは大阪モノレール線と国際文化公園都市モノレール線(彩都線)を運営する第三セクター。1980年に大阪高速鉄道として設立され、1990年6月1日に大阪モノレール線・南茨木~千里中央間が開業した。

その後も大阪モノレール線が順次延伸されたほか彩都線も開業し、現在は全長28.0kmのモノレールを運営。開業30周年を迎えた今年2020年6月1日、社名を大阪モノレールに変更している。

大阪モノレール線を走る列車。【撮影:草町義和】