2020.8.23 西武鉄道40000系40153F甲種輸送 | たいちょ〜の心のつぶやき 第2章

たいちょ〜の心のつぶやき 第2章

『縁は、連結する』鉄道など交通を中心に興味の赴くままに、日々呟き語るブログ。
※最近すっかり鉄道ルポタージュ化してますが、言いたいことを素直に言うという意味でブログタイトルは変えてません。

8月20日から23日にかけて、兵庫県の川崎重工業で製造された西武鉄道40000系の増備編成40153Fの
甲種輸送が兵庫→新秋津(→小手指)間で実施されました。
最近は出荷側も2回に分けて出荷→神戸貨物ターミナルでまとめたり、輸送障害のリスクを回避して
横浜羽沢で一日近く停車して調整するなど、以前より時間をかけて運んでくるようになりました。
それでも、日曜日の朝に新秋津に着くという流れはそのままですが。

さて今回は、情報こそ確認してはいたものの、暑さも厳しいし撮影は無しかなと踏んでいた。
ところが23日の朝になって、

横浜羽沢からの牽引機はカラシ(EF65形2127号機)

との情報が入ってきた。

こりゃ行かねばならないな

とはすぐに考えたのだが、ただでさえ府中本町駅やルート上数少ない駅頭は荒れそうだ。
(実際、後から上がってきたTwitterなどを見ていると案の定だったみたいだ)
そこで一計を案じ、ちょうど空き時間に動ける土地と身体の利を取って車で動き、撮影。

8:40頃 北府中〜西国分寺間(泉町陸橋上)にて

ここはもう何度も撮っているし、コインパーキングもあるから車も停めやすい好ポイント。
集まった人数も自分を含めて8人くらいで、穏やかに出迎えた。
(後刻会った知人に聞いたら、それでも多い方だったらしいが)

その後は一旦帰宅して引き継ぎを済ませ、西武線内での撮影へ。

武蔵野線で新秋津へ。
このあたりはすでに撮り慣れているので、小休止を挟みながら速やかに西武池袋線へ。

待ったのは、所沢。

下り列車が接近してこないか気を揉みながら、101系263Fが牽引してくる甲種輸送を待ちました。

40000系の場合は、相模鉄道20000系の時と同様、5両ずつ分割して輸送。
相鉄と違うのは、荷受け駅で分割して午前・午後に分けて一日で運びきってしまうことか。

異種併結が見られるのも甲種輸送ならでは。

さて、今回は久しぶりに小手指まで先回り。
暑さが懸念されたが前日までのような厳しい暑さにならず、また天候も当初の予報に反して西多摩や
埼玉西部は持ってくれたのが今回の撮影の原動力になった気がする。
これまでの撮影経験を踏まえ、3・4番ホームで編成を待つと…

おや、1番線に列車が入った!

今までは3番線入線→入庫の流れだったから、一瞬面食らう。
それでもすぐ立て直して、ホーム移動。

汚損防止対策も万全な前面。

ほどなく、入換信号の現示により入庫。

ゆっくり走り去っていく姿を見送り。

…そこからしばらくは、所沢に戻り時間を潰したりして過ごす(昼食捜索は不発)

昼になって、残り5両を迎えに行く101系263Fの小手指出庫を迎撃。

E31形に代わって新車搬入などの牽引車になって10年余り。
相鉄と違うのは、新車搬入などが無い時期は一般運用にもついていること。
気づけば101系の黄色一色塗装もこの編成だけになっていて、ダブルパンタのクモハも含めて貴重な
走り姿になってきているので、機会を捉えて記録の機会を増やしていきたい。

そして午後の輸送もまた所沢で、迎撃。

車掌の監視もさえて、ゆっくり確実に停車する。

前に比べると、少しばかりゆっくり撮影できる停車時間が増えたようだ。

ここでは引退が近づいた東京メトロ7000系との並びを撮りたかったところだが。
まあこれも機を捉えて、意識して記録を蓄積していきたいところ。

そしてまた小手指に先回りし、3・4番ホームで入庫していく姿を見送り終わることに。
ことに101系263Fの新秋津送り込みのところからは、TOMOさんと合流しご教示を仰ぎました。
それはこれから先の甲種輸送の撮影にも活きてくるものになりそうです。
美味しいグルメも教えていただいたし、充実した撮影行となりました。
一日ありがとうございました!