(鹿島参宮鉄道) ◯水 佐貫から 入地ゆき | 菅沼天虎の紙屑談義

菅沼天虎の紙屑談義

交通機関を利用する為の切符・・・一般の方々にとっては使い終わってしまえばタダの紙屑で、最後は係員に渡して終わりになるモノです。
そんな紙屑に夢中になってしまった大馬鹿モノの戯言にお付き合い下されば幸いです。

「龍崎鉄道」から「鹿島参宮鉄道」となった昭和32年1月に、佐貫駅で発行されました「◯水 佐貫から 入地ゆき」の乗車券です。

 

 

JPR/てつどう赤地紋券となります。

 

昭和60年3月10日に橋上化される以前、竜ヶ崎線佐貫駅の出札業務は国鉄に委託されており、発駅の左側に「水戸鉄道管理局」を表わす「◯水」の記号が記載されています。

 

この券が発行された時点では、まだ佐貫~入地間に「南中島駅」が営業休止駅として書類上は存在していたのですが、昭和16年の営業休止から16年を経ており、事実上の廃止駅となっておりました。