番外 数少ない幕式行先の日野リエッセで運行してます、亀の井バス「内成線」発着シーン&行先中身紹介 | コウさんのコウ通大百科 PART3

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(平成24年1月〜平成30年3月の記事はPART2の内容です)

 

 亀の井バスの一般路線バスの車両と言いますと、現在は上の画像の車(大分22か20-53、日野KC-RJ1JJCA)に関しましては、画像2にもありますようにLED行先に改造されておりまして、画像1のように幕式行先の姿は見られなくなっております。

 

 以前は、LED行先自体が普及していなかった事もありまして、上の画像1のような幕式行先が主流となっていた事から、幕式行先の車両がこの亀の井バスにおきましても多く見られていたものでしたが、画像2にもありますようなLED行先が主流となっておりまして、路線車両はほとんどの車両が改造されるに至っております。

 

 

 けれども、今回訪問時には画像の日野リエッセ(大分200か・・31、KK-RX4JFEA)におきまして、画像のような幕式行先の車を収める事ができておりました。今回はこの車・そしてこの車の担当路線に関しまして皆様にご紹介してまいります。

 

 

 この車が担当しておりますのは、「内成(うちなり)線」と呼ばれる路線でありまして、別府駅~鳥越~御園~内成公民館~かいがけ間で運行されておりまして、以下画像の時刻からもわかりますように、平日4往復・土日祝日が2往復で運行されておりまして、このバスの所要時間は約55分ほどで運行されております。

 

 

 この運行区間の大分県別府市内成と言いますと、「日本の棚田100選」にも選ばれております「内成棚田」が有名でありまして、約1000枚に及びます棚田がありまして、盛夏には画像のような緑の風、秋には稲穂の黄金色と彼岸花の赤のコントラストが美しい所でもありまして、多くの観光客がこの棚田を見物に訪れる姿が見られております(ちなみに当ブログの背景画像は同じく「日本の棚田100選」の佐賀県の「大浦の棚田」です)。

 

 (「内成棚田」、「大分県観光公式サイト」より)

 

 ちなみに、亀の井バスでも「内成棚田」に関しましてラッピングが施されておりまして、画像の大分200か・356にて見られておりました。尚、この車に関しましてはラッピング解除後に廃車となっております(番外参照)。

 

 

 さて、この車が幕を回しておりましたので、一部をご紹介してまいります。尚、収める事ができなかった部分もありますので、回した部分全てを収めていない事をご了承いただきたいと思います。それにしても、今ではあまり見る事ができない幕式行先の部分が今回見る事ができておりましたので、久しく幕式行先の姿を見ていない分、この姿を見まして正直懐かしくも思ったほどでした。

 

 (「無番 別府駅」行き)

 

 (「33 柚の木」行き)

 

 (「21 九大別府病院」行き)

 

 (「21 別府駅」行き)

 

 (「2 鉄輪」行き)~ふりがな付き

 

 (「2 別府駅西口」行き)

 

 (「1 南原(みなみばる)」行き)~画像が乱れております、申し訳ありません

 

 

 

 

 

 車は幕を回しながら待機場へと進んでいきました。したがって、上の画像の南原行きより先の行先を収める事はできませんでしたが、それでもここまででも懐かしい姿が見られていた事は良かったのではないかと思う所ではありました。

 

 

 しばらくしまして、待機場から折り返しとなります内成方面へ向かうためにやってまいりました。行先は「19 内成棚田」と表示されておりまして、別府駅のように無番での表示ではなく系統番号での表示となっておりますし、終点となります「かいがけ」と言う表示まではなされておりませんでした。それでもこの表示だけでも内成方面へは運行される訳ですので、分かりやすさには変わりないでしょうか。

 

 (行先)

 

 

 この車には、内成線を表しますステッカーが前面・側面に貼りつけられております。このステッカーも、画像からもわかりますように緑での表示となっている事からもわかりますように、棚田をイメージしたような表示となっているようですが、これだけでも正直分かりやすくていいのではないかとももう所でもありましょうか。

 

 またこの路線では、途中区間が狭い道を走る区間もある事もありまして、このような小型車両が使用されるに至っております。この時には、高齢者女性の方2名が乗車しておりましたが、この車には補助ステップが装備されていない事もありまして、正直乗りにくさが見られておりました。やはり、そう言ったステップがあるだけでもいいのでは?とも思うような姿でもあります。

 

 

 こうして、内成方面かいがけ行きが発車して行きました。先述のように道路事情によりましてこのような小型車両が使用されるに至っている訳ではありますが、それでも中型車両の割合が多いだけに、このような小型車両は目立っているのもわかるような姿でもあります。

 

 

 今回は、このような小型車両であります日野リエッセが使用されておりまして、かつ少なくなりました幕式の姿が見られております亀の井バスの内成線の姿をご紹介しましたが、この路線に関しましては「日本の棚田100選」の所を走る路線でもある事から存じていた訳ではありましたが、実際に拝見しましてこういった姿が見られている事をわかったほどでした。本当に、このような小型車両を使用する姿からも「ローカル路線バス」という印象さえもより感じさせられますが、今後は私自身も棚田を好む者でもありますので、是非ともこの姿を収めに出向きたいとも思っております。