今日は今回の旅の一番の目的であるSLパレオエクスプレスに乗車します。
(2019年2月の話です。)
SL指定席券は用意済なので乗車券は熊谷駅で『秩父路遊々フリーきっぷ』を購入しました。
この日はイベントで一両レストラン車両になっています。白いユニフォームのシェフたちも乗り込んでいます。フレンチかな~? いいな・・・私はお弁当を買ってホームへ向かいます。
この日のヘッドマークはイベント用です。やっぱりフレンチか・・・
熊谷と三峰口をC58-363で往復します。
C58 363 シゴハチ・サンロクサンは1972年に現役引退した蒸気機関車。
引退後、小学校の校庭で余生を過ごしていましたが1988年に復活。秩父路を走っています。
客車の色も素敵です。
パレオとは2000万年前に生息していた海獣パレオパラドキシアにちなんだ名前です。
秩父が海の底だったとは想像できませんね。
乗ったのは2月ですがクリスマスの残りみたいなのが付いてました
車内販売で地酒秩父路(500円)を購入して飲み鉄してみました。
次の機会には長瀞で降りてみたいですね。今回はSLパレオエクスプレの乗車と三峰口駅にある鉄道車両公園が目的なので途中下車なしでした。
終点の三峰口駅はどんな感じでしょうか?
*2020年8月現在、鉄道車両公園はSL転車台公園にリニューアルされています。
また2020年はSL全般検査の為、SLの運行はありません。
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前回の話をアップしてからちょうど3ヶ月空いてしまいました。
実は前の話を書いた夜に母が倒れて緊急入院しました。
コロナ禍で母に面会できないまま1ヶ月後にリハビリ病院へ転院。
病院、役所、介護事務所など走り回り、気が付いたら3ヶ月経っていた感じです。
最初の頃は夜になると何とも言えない疲れがでて「人によってはウツになるだろうな」と思いました。
意外だったのはどこでも介護する家族に優しく「娘さんの人生も老後もあるんです。親の介護でそれを潰さないで・・・」、「私たちに任せてください!」と言われたこと。
冷たいイメージがあった区役所の担当者もとても親切でした。
3ヶ月経った今、退院のめどもつきあとはバリアフリーの工事のみ。
老々介護で共倒れしないよう、のんびり生活しようと思っています。
幸いなことにリハビリの効果が出てきて、トイレもお風呂も食事も自分でできるまでに復活しました。
漠然と『老い→死』と思っていましたが、間に『介護』が入るとは夢にも思いませんでした。
親っていつまでも元気でいてくれるような気がしていましたが、そんなことないんです。
皆さんも、離れていたら電話でも、近くにいたら一緒に食事とか何でもいいんです。
声をかけてあげてください。孝行したいときに親はなし、になってしまう前に。