4.赤いロマンスカーGSE登場
わくわく😃、乗車する「はこね11号」が入線です。発車案内をみると、11号と13号の停車駅が全く違うのが分かります。
11号が町田、海老名、13号が新百合ヶ丘、相模大野、本厚木、秦野です。これならば「おらが町にも特急🚄止めてけろ」の決起既成同盟を起ち上げられる心配もありません
1)GSE展望席のプレミアム度
コロナ禍の8月上旬の乗車日1週間前で、奇跡的に空いていたGSE展望席1席(ただし最後部7号車)。1本前11時発の白いロマンスカーVSE9号は後部展望席は、9席の空きがあるようです。。。さらにその後のはこね13号EXEは展望車ではない特急電車で、EXEを見た子供が「これは(図鑑で見た?)ロマンスカーではない」っと言って泣きだし、乗車拒否した有名な話があります。観光状況が普通の状態では、特急券発売日の「1カ月前の10時打ち」が必須と思われます。ちなみ展望席とは、最前部だけではなく、前から4列目まで(4席×4列×2両(前後)=32席)展望席として、別発売されます。
2)動画で新宿駅入線と外装チェック
このなんとも言えない緊張感😐。息を止めて見とれちゃいますよねぇ~~
2019年鉄道友の会のブルーリボン賞なんですね。ちなみ同年ローレル賞はPart1でご紹介の相鉄20000系でした。
こうして、鉄男君・鉄子さんが生まれていく。
真正面から。運転席の屋根部は丸いんです車両限界ギリギリ、トンネル断面の通過を考慮した設計📐なのでしょうか
新宿駅1#2#線の後方(小田原方)がくねっていて、いい線形です。
側部はそんな特筆すべきサインはありません(写真は湯本駅で)
Sumoの嫌いなLEDサイン。でもこれはドットが小さいから写真にも写った
3)内装チェック
先頭車(1,7号車)はこんな感じで、間接照明であるものの白いロマンスカーVSEと違って、高天井ではありません。
一方、中間車(2~6号車)は若干の高天井になっています。なんで、天井高にこだわるかと言うと、あまりにも白いRC.VSEの内装が素晴らしかったもので……((⇒Part2;白いロマンスカーVSE内外装)。
Doc.Wikによると座席💺の幅は小田急最大の475mm。逆にシートピッチはVSEより狭い983mm(JR在来線特急とほぼ同じ。ちなみにVSEは1050mm)ですが、大人のSumioでも膝を組むことが出来ます。
Sumioおなじみのリクライニング角度📏チェックするとJR特急より浅い23度程度です。ただ、真横から撮影出来なかったので、誤差はあると思われます。。
座席上部にある掴み棒?は犬の骨?白樺の枯れ枝?の形をしています。枕カバーはGSE専用なんですね?!
ロール・スクリーンの桟は、アルミサッシではなく京成スカイライナー🚄と同じスレッドタイプで好きなタイプです。新型ひたちE657系やあずさE353系などは、せっかく窓🖼が大きいのにサッシが入って眺望の妨げになっています。。。
車端部には、外国人対応?の大型のラッケージ💼スペースがありました。
洗面所のシンク🚿に凄い工夫が排水勾配が左から右の横方向になっています。通常の前後方向にすると、それだけ立ちスペース、さらにその後ろ歩行通路が狭くなるので、このような形にしたのではないでしょうか車両限界(横幅)がJR系より狭い小田急車の工夫では?そうですよね?小田急車両課設計担当者さん
(興味ない方はスルーしてください久々Sumioの鉄道講座;車両限界の解説)
この車両限界の枠をはみ出して、車両を造ってはいけません。幅員はJR系が3000mm、小田急や京王、東急、京急、京成など電鉄系が2800mmとなっています。下の写真の様にJR山手線E231系は小田急3000形よりも幅が広いのが分かります。ただし、JR系車両でも乗入の関係で、ステップ部は同じ幅にしないとホームに干渉するので2800mm以下で揃えています。また、こうして車両限界を眺めると、GSEの上部がドーム型になっているのは、この車両限界上部の線ギリギリを狙っているのが分かります(以上Sumioの鉄道技術講座)。
(追記;コメント欄に「車体幅」さんから指摘頂いた通り、私鉄各線でも2800mmに収まらない車両が増えてきているようです)
車端部の妻壁は擦りガラスになっているので、端部の座席の方も壁がど~~んと目の前になく、閉塞感がなくていい設計だと思います。
次回Part4は小田急GSEロマンスカーの車窓編です。