こんにちは。

 

 JR四国ツアー「四国まんなか千年ものがたりの旅」の最終回です。

 

 今回は、このツアーのメインイベント?「奥祖谷 秘境巡りコース」の旅です。

 

 

 ①多度津駅~坪尻駅編は下記。

 

 ②坪尻駅~大歩危駅編は下記。

 

 

 今回、ツアー参加者は、ご夫婦2組4名と、3世代家族1組3名とお一人様の私、合計8名です。最少催行人数が12名だったのですが、催行してくれたみたいです。

 

 今夏「JR四国ツアー」さんのツアーに、いくつか申し込みましたが、2つが催行されませんでした。一つが、8月12日出発の「四国まんなか千年ものがたり 夏休み紀行」と、9月12日出発予定の「【四国家のお宝】第37弾 伊予の大洲(肱川)で船遊び」のツアーです。

 今は、他に2つのツアーに申し込んでいますが、「キャンセル者が増えれば、催行中止になるかもしれません」と、メールが来ています。

 やはり、感染が拡大しているので、キャンセルが続いているみたいですね。

 

 今回は、8名と少人数ですが、催行して頂いた「JR四国ツアー」さんには感謝です。

 

 ①バスで、「案山子の里」に向かいます。

 

 「大歩危駅」前には、「かずら橋タクシー」の小型マイクロバスが停まっていました。

 

 ↑25人乗りのバスです。(写真は別場所で撮ったものです。)

 

 

 この「かずら橋タクシー」さんでは、オリジナルのツアーもありますので、気になる方は直接お申込み下さい。 ホームページは、 こちら です。

 

 まず最初に向かうのは「天空の村 かかしの里 名頃(なごろ)」です。

 

 

 「大歩危駅」~約1時間の行程です。車内では、地元のガイドさんが、道中「奥祖谷」について色々説明して頂きました。

 

 

 奥祖谷は、俗に「秘境エリア」と呼ばれています。高山植物も美しい、日本百名山の一つ「剣山(つるぎさん)」。国の重要伝統的建造物群保存地区の「落合集落」などの、山の自然や暮らしの魅力を心底味わうことが出来るエリアです。

 

 上記地図では、「国道439号」を通ってますが、とにかく狭いです。すれ違えない所も多数あり、何度か、先方の車にバックして貰いました。

 

 約一時間で、「かかしの里」に到着です。

 

 

  はじまりは一人の女性の「手作りかかし」からです。

 2002年に大阪から生まれ育った「名頃(なごろ)」に戻ってきた「綾野月見」さん。翌年カラスの被害から畑を守るために、父親をモデルに「かかし」を作って畑に置いてみました。すると、近所の人が「かかし」に挨拶をしているのを見て、楽しくなり、以来「かかし」作りを続けて、現在200体以上になりました。

 2018年3月現在の「名頃地区」の人口は29名で、「かかし」は200体だそうです。この「かかし」は、全て「かかし基本台帳」に記入されています。全員に「名前」、「性別」、「年齢」、「性格」、「人生のストーリー」があって、自由に閲覧できるそうです。

 

 ↑かかしのバス停。

 

 ↑かかしの店。

 

 

 

 ↓かかし工房(名頃集会所)です。

 

 

 

 

 ↑お顔の表情も、いいですね。

 

 ↑右端が「スギちゃん」、真ん中が「キンタロー」の人形です。

 

 本人の「サイン」も描かれています。

 

 ↑まあ、二人が絶好調の頃ですね。

 

 「集会所」の道と川を挟んで、向かいに「かかしの学校(旧名頃小学校)」があります。

 

 

 

 ↑平成24年3月に閉校したみたいです。

 

 そこの体育館には、

 

 

 

 

 

 

 

 中々の絶景です。夜来ると、怖いですが……。

 

 じつは、この「かかしの里」は、無料です。ただ、毎週第4水曜日には「かかし作り体験」ができます。綾野さんが直接指導してくれます。料金は3,000円。要予約です。

 また、毎年10月の第一日曜日は「かかし祭り」が開催されています(今年の開催は不明です)。

 お問い合わせは、「三好市観光案内所」まで、(☎0120-404-344)です。

 

 ②「落合集落」展望所に向かいます。

 

 ここから、来た道を戻り、「落合集落」が見渡せる、展望所に向かいます。

 

 「落合集落」とは、東祖谷のほぼ中央にある斜面に広がる集落です。集落内の高低差は約390mもあります。江戸中期から昭和初期に建てられた古い民家や川石を一つ一つ積み上げた石垣と畑などの集落景観は、まるで日本の原風景や桃源郷のような空間を醸し出していると思います。

 

 ↑対岸の「中上展望所」から、集落の全景を眺めることが出来ます。

 

 

 ↑ここが、「落合集落」の全景です。

 

 

 

 

 

 ↑展望所の中にも「かかし」がいました。

 

 

 ③ツアー終了?

 

 実は、ここで観光は終了で、あとは「道の駅にしいや」で買い物の時間(定番)でしたが、今回は人数が少ないので、観光時間が早く終了しました。そこで、「添乗員」さんと、「地元ガイド」さんのご配慮で、「かずら橋」へも連れて行ってもらいました。まあ、渡る時間はないですが、横から見られる場所があるので、「雰囲気」だけでも楽しんで下さいとのことです。

 

 私も、「かずら橋」は25年振りです。

 今は、このような大型駐車場が整備されています。沢山の観光客にも対応できるようになっていました。

 

 私たちのバスは、「かずら橋」近くに停めて、数分だけ見学です。

 

 

 ↑この橋から「かずら橋」を見ることが出来ます。

 

 ↑長さ45m、幅2m。水面からは14mあります。大人550円です。

 

 

 ↑かずらは、3年に一度取り替えます。また、今は、中にワイヤーが張られています。

 

 そのあと、「道の駅 にしいや」で買い物です。

 

 ↑皆さん「祖谷そば」を中心に買っていましたね。私?、内緒です。

 

 17時前、「大歩危駅」到着です。

 

 ↑下り「南風15号 あかいアンパン列車」です。

 

 

 ↑やっと「鉄道ブログ」らしくなりました。

 

 

 ↑私の乗る「南風22号」です。

 

 ↑17時54分、「多度津駅」到着です。

 

 お疲れさまでした。

 

 ④今後の予定について。

 

 今回「千年ものがたり」に乗って、「大歩危駅」周辺を観光してきました。今までは、「列車乗車」が目的でしたが、今回は周辺観光をして土地柄を知ることも出来ました。

 今は、四国外に出るのも憚れますので、9月も「四国内」での旅を楽しもうと思います。そこで、今回と同じように「ものがたり列車」沿線の観光をしようと思っています。

 

 9月11日には、「伊予の大洲(肱川)で船遊び」ツアーです。本来は、12日(土)のツアーを申し込みましたが、催行中止になり、11日(金)に変更しました。

 「大洲城」をはじめ、「町並み」、「臥龍山荘」など屋形船からゆっくり眺望する日帰り旅です。

 12日なら、「伊予灘ものがたり道後編」に乗り継げたのですが、11日は平日で運行されていません。しょうがないですね。

 

 9月20日には、「志国土佐 時代の夜明けのものがたりの旅 観光ガイドと行く佐川町町歩きコース」です。城下町として栄え、主に商人が居を構えた佐川町。伝統的な商家住宅や酒蔵が残る町並みを観光ガイドと散策します。そして、「窪川駅」から「夜明けのものがたり 開花の抄」に乗車してきます。

 

 また、時期は未定ですが「ひと結び予土線 スタンプラリー2020」をやってこようと思います。

 

 四国内だけでも、まだまだ楽しめそうです。9月下旬から10月には「アンパンマントロッコ四国一周号」「藍よしのがわトロッコ」も運行されるので、チケット争奪戦にも参加しないといけませんね。

 

 今年は、四国外には出られないかもしれませんね。

 

 ありがとうございました。