2020年8月21日金曜日

相鉄・厚木基地専用線の米タン列車‐その2‐【1997】

今月号のRail Magazine誌(2020年10月号)に線路が撤去されゆく厚木基地専用線をしのぶ記事がありますが、編集部の方の要請でワタシが撮影した写真を提供いたしました。
これです↓
※当ブログでは相鉄の米タン【1997】でアップ済みの画像です。
意外な事にこの専用線での走行写真を撮影した方があまりいらっしゃらないようで、某鉄道情報サイトとピク誌の相鉄特集号に続いての採用になりました\(^o^)/
そこで! 今までアップしそびれていた同基地向け米タン列車の他の画像をアップいたします

厚木基地向けの米タン車の発駅は田浦駅で、撮影した1997年時点ではEF65PFの牽引で横須賀線~根岸線~臨港貨物線経由で川崎貨物駅に入り一泊。
翌朝EF200の牽引で川崎貨物駅を発ち、茅ヶ崎でDE10またはDE11の牽引で厚木駅まで輸送されて相鉄のED10に引き継がれます。
↑これも再掲の画像ですが話の流れ上またアップいたします(1997年2月 八丁畷)
EF200‐10(当然旧塗装時代)の牽引で一路茅ヶ崎に向かう米タン。ちょうど貨車がタキ3000からタキ35000へ置き換えられるタイミングでしたのでこの日は両形式が混結しています

こちらは返空(復路)、茅ヶ崎での転線入換え中の米タン
ご覧の通り復路の茅ヶ崎→川崎貨物駅間はEF66の担当。1997年8月のこの日はEF66-107 が充当。運用の都合でしょうが東海道貨物線内は往復とも不似合いにパワフルな電関が牽引するのが面白いところでした。
ついでに触れると貨物時刻表によるとこの復路は御殿場線下曽我(?)発川崎貨物経由熊谷貨物ターミナル行きのセメント返空列車となっていましたが、下曽我でのセメント扱いはほとんど終了していたようで、当時のワタシはかなりマメに観察していたにもかかわらずセメント車(“チチブセメント”標記のホキ5700が5~6両)がつながっていたことは1~2回程度でした。

当時としても希少だったタキ3000にマルーンのデッキ付き私鉄電機という渋い組み合わせだった米タン。残せた写真は少ないとはいえ実見できたのはまさに資産といえる体験でした。

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