こんばんは。

今日はNゲージ鉄道模型、せっせと室内灯の自作LED化と共にあれこれ弄っている最近のシリーズです。今回はC62 3+スハフ44が5両、C62ニセコ号車両です。

 

C62ニセコ号は3号機が旧型客車5両を牽引して函館本線小樽-ニセコ間を走りました。倶知安止まりだった時期もあります。この列車は復活運転ながら、

・自然豊かな非電化単線路線を行く大型SL

・ヘッドマークは基本無しでの運行

・客車は本物の旧客

と3拍子揃って国鉄現役時代を彷彿とさせる列車でした。SLでは私がこれまでに唯一燃えまくって撮影に行った列車です。過去に実車写真をUpしています。→ C62ニセコ夏 C62ニセコ春

残念ながら1995年に運行終了となりましたが、その最終年は東京在住ながら運転日撮影”皆勤賞”。前記事に書いた通り頑として飛行機も使わず..ムチャクチャやってました(笑)。

馴染み深き列車ということで模型で導入しています。

 

C62 3号機はKATOの品番2017-3です。私のところでは唯一のSL車両です。精巧に出来ていますが、前に書いた通りこのC62はDCC化にムチャクチャ苦労しています。精密に作られた配管などを痛めたくないので極力バラしたくない、今回あまり弄っていません。ただ、写真のように安全弁が1本欠落しているのを発見、なんてこった・・。見つけ出すのは至難と思うのでパーツを注文中、間もなく到着の予定です。

 

買ったのは2011年、”倉敷支線”があった頃です。初のSL購入の印象は、非常に精巧に作られ、ロットの動きも滑らか..だけど集電性能がよろしくない でした。SL本体は動輪2軸が集電仕様だけど、バネの要素が全く入っていないのでおぼつかない。炭水車も板バネ集電になっていていましたが、それでも安定しない と感じました。なので炭水車を重量増、7.5g分ウェイトを追加して27gとなっています。

この短い車体ですから手に取るとズッシリ感があります。これでようやく集電は安定しています。

 

今回C62で唯一弄ったのはカプラーです。今まで左下に少々ボケて写っているKATOナックルを使っていました。カプラーポケットの形状からMicroTrainsを入れるのは難しいだろうと思っていたので・・。客車はMicroTrainsカプラーでしたから異種カプラー連結、繋がりはしましたが外れやすかった です。

しかし、このカプラーポケットを使わなきゃいいんだと気づいてMicroTrainsNo.2004を直接ねじ止めしました。台車の中空軸車輪をカツカツクリア、連結の信頼性は向上しました。

 

客車はスハフ4は単品を5両購入、これもKATO 品番5216です。スハフ42に類似していますが、TR47台車に付く車軸発電機がギア式など、北海道型の特徴が見られます。

 

まずルーティンの自作テープLED室内灯化、普通のやり方ですが、右端の集電銅板の形状をちょっと工夫しています。床下側は銅板を折り曲げて低い位置に。KATOの室内灯ユニットを固定するための”棒”もバッサリカットしています。

 

写真左が自作室内灯化済み、右は未施工でKATOの旧室内灯、白熱電球仕様を自分でLED化したものが入っています。最新の純正室内灯もユニットが入る位置は同じです。この車両、乗降ドアが車両端にあるので室内灯ユニットが丸見えですが、自作化によりほぼシースルー化出来ます。集電銅板を低い位置に収めたのはこのためです。なおこの連結面はKATOカプラーでしたが、この後MicroTrainsのNo.1025ボディーマウントに交換しました。

 

さらに号車札、C62ニセコのサボを貼付けています。サボは”快速 C62 ニセコ”自分の撮った写真から大体真似て作りました。フォントなどは適当、サボ1枚横幅1.2mm設定の印刷ですからフォントがどうこうよりもそもそも文字が判読できるか?のレベルになります。

 

小樽↔ニセコの行先サボも入れています。全部自作のインクジェットプリンター出力シールです。

更に車番をスハフ44 6へ改番、単品の製品は全部スハフ44 15で被りまくっていたので、当時の編成車番に合わせました。"15"だけ消してレボリューションファクトリーのインレタで"6"を転写し、その部分だけクリアーを目立たないようにチョンと筆塗りしています。C62ニセコは5両中4両がアルミサッシ窓、グレードアップパーツを使って再現したんだと思います。

 

3号車だけは改番せずスハフ44 15のまま。ここには改造車のカフェカー スハシ44 1が繋がっていたんですよね。

 

実は余っていたスハフ42のボディーを使ってスハシ44化改造に着手しています。窓の埋めや、形状変更が必要です。こういう改造って腕が無く、正直あまりうまく行った試しが無いのでスハフ44のボディーは使いませんでした。もしうまく行ったらこのボディーを載せ換えようと思っています。

 

1号車はスハフ44 7。この車両だけアルミ窓ではありませんでした。C62ニセコの編成って全部スハフ44またはその改造車、スハは繋がっていませんでした。

自作室内灯入れて、サボ類シール貼って改番して..やることは結構ありましたが、リアルになったかな。

 

弄り終えて線路上に戻ったC62ニセコ編成、やはり単線区間が似合いますね。

客車は残っていないかもですが、C62 3は静態保存されている筈。またあの頃の勇姿が見たいですね。

模型では当時の姿で走らせていきたいと思います。

 

最後までご覧いただきありがとうございました。

 

(ホーム画面のフォローフィードにこの記事が反映されていないようなので、現時刻で最更新しました。

ちょこっと文章も修正 内容は変わりません。 8/22  7:15)

 

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