8時過ぎに道の駅いくさかの郷を出発。国道といえどこのあたりは完全に山の中を走っており、交通量もそれほど多くありません。何度か休憩を挟みながら県庁所在地である長野市を通り過ぎ、未訪問の道の駅ふるさと豊田に着いたのがだいたい10時ちょうど。ここでいつもの儀式(GPS登録・施設撮影・記念きっぷ購入)を行います。
入り口には大きく信州名物の『手打ちそば』の看板が掲げられ、食指をそそられますがまだ営業開始前、ということで見送り。昨日から長野県に滞在していますが、今回の旅ではそばを食べることはなさそうです。
15分ほどの滞在で出発し、次に目指す道の駅しなのには10時半過ぎの到着。
ここは長野県北部の上水内郡信濃町に位置し、数キロ先には新潟県との県境もあります。江戸期の俳人小林一茶の生誕地であり、ナウマンゾウの化石が出土した野尻湖もある小さいながらもなかなか見どころのある町ですが、それらは一切スルーし先を急ぎます。
県境を超え新潟県に入りしばらく走り、次の道の駅あらいには11時15分頃の到着。先ほどまでと違い、ここには過去何度か立ち寄ったことがあります。ただ当時はガラケー全盛時代でアプリなんてものはなく、施設の写真も撮っていなかったため再訪問することにしました。
上信越道新井PAに隣接というか施設を共有しているかなり大規模な道の駅で、数多くの飲食店も軒を連ねています。少し早いですが、ここで昼食。新潟県内ではそれなりに有名というラーメン店でつけ麺をいただきます。味は・・・まぁ可もなく不可もなくといった感じでしたが、とにかく満腹になりました。適当に土産物を物色し、先を急ぎます。
ここまでくれば当初の目的であった上越市まではあと少しですが、その前に少し寄り道。
いつだったかも思い出せないくらい前に一度下車したことのある新井駅、そして北陸新幹線開業により脇野田駅から大出世を遂げた上越妙高駅の駅舎を軽く撮影。新井駅はJR東日本からえちごトキめき鉄道に移管されましたが、かすかにその駅前風景には見覚えがありました。
その後上越市街地に入り、越後国一宮である居田神社へ。
『こたじんじゃ』と読むようですが、たった今までその存在は知りませんでした。あまり有名ではないようです。『一宮』とありますが、これまで私が訪れてきたどの一宮よりもこじんまりとしており、天候のせいもあり参拝客は皆無。社務所も無人でしたが、幸い御朱印は書き置きのものが用意されていたので初穂料を納め、無事いただくことができました。ちなみにここ以外にも越後国一宮は2ヶ所あり、その中では彌彦神社が一番有名でしょうか。そこにはJR弥彦線も通っており、乗りつぶしも兼ねいずれ訪問したいなと考えています。
さて、雨もかなりひどくなってきました。少々不完全燃焼気味ではありますが、早めに自宅のある静岡へ戻ろうかと思います。上越ICから北陸道・関越道・圏央道・東名高速を経由し深夜に静岡市清水区の自宅に到着。正直かなり疲れましたが、とにかく何事もなく無事帰ってきました。
今回久々にロングドライブをし、利用したこのGoToトラベルキャンペーン、いずれまたお世話になる機会があるかと思いますが、その時は万全の注意をし、感染予防を徹底し臨みたいと思います。