30年前のTOMIXパワーユニットは、列車を走らせるだけなら問題ないのですが、低速運転ができません。
非電化のローカル線はゆっくりと走らせたいので、新しくパワーユニットを購入しました。
30年前のこのパワーユニットは、剥き出しの導線を差し込むようになっています。
フィーダー線は別売りの上、交換するならバラストなど周辺への影響が出てきます。
そこで、フィーダー線にアダプターを取り付けることにします。
制作初期に使っていたジャンパワイヤーの残りを使います。
先の尖った方を抜き取って、フィーダー線に結び付け、ハンダ付けします。
接続部分にはビニールテープを巻いておきます。
あとはこれを差し込めばOK.。パワーユニットの矢印と列車の進行方向が一致するように、向きに注意して差し込みます。
ダブルクロスポイントの一方が切り替わらないことが多いので、、ついでに修理することにします。
あれこれと調べてみた結果、スイッチ取り付け部の接触不良のようです。制作初期に40年前の古いハンダゴテを使っていたため、ハンダの溶け具合と流れ具合が悪かったのが最大の原因です。手間はかかりますが、導線をすべて切り離して、新しいトグルスイッチに取り付け直すことにしました。
道具も新しく、経験も経たので、うまくハンダ付けできました。
100均タッパーで作ったこだわりのコントロールパネルにトグルスイッチを押し込んで出来上がりです。
これで非電化区間の列車の低速運転が可能になり、ダブルクロスポイントの転換もストレスなく行えるようになりました。