2019秋の南東北れ~るとりっぷ⑩はやてで離仙、のぞみで帰福 | 風かおる 鉄の路

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主に私が乗車した乗り物関連(鉄道中心)、その他気になったことを綴っていきます。稀にお絵かき。

仙台駅に戻ってきましたが、まだ少し時間があるので、初恋*れ~るとりっぷに出てきたひょうたん揚げを食べることにします。

 

【れ~るとりっぷ聖地⑧】仙台駅 阿部かま ひょうたん揚げ店

1巻7話「えきなか*とりっぷ」で琥珀先輩が気になっていたひょうたん揚げのお店。

みんなでわけあいっこして食べていました。

 

 

 

ひょうたん揚げとはボール状の蒸しかまぼこを甘い衣で包んで揚げた、アメリカンドック風のスナックのこと。

仙台駅の食べ歩きの定番だそうです。

店の前に少々人が並んでいたので少し待ってから購入しました。

 

その後、お土産とかお昼ごはんを買って、新幹線改札内へ入った後ひょうたん揚げを食べることにします。

 

 

 

このようにボール状のひょうたん揚げが2つ串に刺さっています。

 

食べるときにはケチャップをかけていただきます。

甘くてふわふわな衣に包まれたかまぼこ、そしてケチャップの塩味が合わさって美味しいですね~

仙台を訪れたときはまた食べてみたいです。

 

さて、そろそろ仙台を離れるときがやってきました。

乗車するのは臨時のはやて334号東京行き。

はやて は現在、盛岡・新青森~新函館北斗間を各1往復する列車ですが、以前は東北新幹線の主力系統として東京~盛岡・八戸(新青森開業後は新青森)間を結ぶ列車として運行されていました。

 

はやぶさの本数増加に伴い、年々数を減らし、ついに東京発着のはやては2019年3月ダイヤ改正で定期運行を終了。現在では時折臨時列車としてのみ運行されています。

 

はやてに乗りたくてわざわざこの列車を選びました(笑)

 

はやて334号はE5系での運行です。

途中の停車駅ははやぶさと同じ大宮・上野・東京。

 

発車しました。

 

先ほど買った牛たん弁当でお昼ごはんにします。

 

初恋*れ~るとりっぷで登場したものとは異なりますが、これも加熱式容器。

容器横のひもを引っ張ると温かくなります。

 

ほかほかの美味しそうな牛たん弁当の完成です。

流れる車窓を見ながらいただきます。

 

ちなみに、容器の底はこんな感じになっていて、袋の中の生石灰が水と反応することで温まる仕組みです。

 

食べ終わった頃、なぜか列車は宇都宮駅で速度を落とし、やがて本線上で完全に停止。

15秒ほど停車していました。

何だったんでしょうか…?

 

大宮を過ぎ、車窓左手には尾久車両センターが見えてきました。

ちょうど保留車の24系を見ることができました。

これからどうなるのでしょうかね…?

 

その先では、踊り子に投入される予定のE257系が留置されているのが見えました。

 

こちらは東京新幹線車両センター。

E4系・E5系が並んでいる姿…

 

上野に停車して、終点・東京に到着。

 

行きと同じく東京はただ素通りするだけなのですが、まずは丸の内側駅舎へ。

 

ドーム駅舎を内側から。

何度見ても荘厳ですよね~

 

ドーム駅舎の2階には復元駅舎のミニチュアがありました。

 

東京駅限定のパンダ東京ばな奈を買ってから東海道新幹線ホームへ。

 

 

せっかくなので18・19番線にある元・国鉄総裁十河信二のレリーフを見に来ました。

新幹線の生みの親ともいわれている十河信二の功績は今もなお語り継がれています。

 

帰りも乗車するのは臨時列車。のぞみ187号博多行きです。

2列側の窓側が空いていなかったのでA側に座ります。

 

普段はA側に座ることはありませんので、レインボーブリッジが見えるのは新鮮です。

 

三島の空に突き出た留置線。

銀河鉄道みたいな感じ…

 

浜名湖を渡る頃には夕焼け空になっていました。

 

京都を過ぎる頃には真っ暗。

 

山陽新幹線区間に入ったところで、最後に車内販売で何か食べることにします。

 

大阪名物北極ミックスジュース味。

期間限定だったので買ってみました。

大阪ミナミの老舗のアイスクリーム店「北極」のアイスだとか。

固くないのですぐ食べられますね。

いわゆる#シンカンセンソンナニカタクナイアイスの部類です。

車内販売員の方も「時間をおかずお召し上がりください」と言っていました。

 

 

ライトアップされた明石海峡大橋を眺めながらアイスを食べます。

旅も終盤、至福のひとときです。

 

 

新関門トンネルを通って、列車は小倉に停車。

いつものことですが、「九州に帰ってきたんだなあ…」と少し寂しい気持ちになります。

 

小倉から20分弱。終点・博多に到着しました。

この旅もここで終わりです。

 

今回の旅では宮城県を中心に南東北をめぐり、この時期ならではの観光列車に乗車したり「初恋*れ~るとりっぷ」の聖地を訪問したりしました。

秋の東北。紅葉もきれいでまたもう一度訪れてみたくなりました。

 

2019年の泊りがけで行く大きな旅行はこれが最後でした。

2020年もいろんなところに行ってみたいですね。

 

それでは、全10回に渡る今回の旅行記はこれで終わりです。

ご覧いただきありがとうございました。

 

★乗車データ

4334B はやて334号 東京行き 仙台(13:10)→東京(14:56) E5系U31編成 

7187A のぞみ187号 博多行き 東京(15:40)→博多(20:46) JR西日本 N700系(A) F3編成

※2019年11月4日乗車

 

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