小生の記事をずっとご覧になっていただくと西高東低ならぬ北高南低で、圧倒的に北国での撮影が多いことにお気付きになれるかと思います。

 

明日から九州で「ななつ星」が待望の運行を再開するそうですが、ちょっぴり自戒を込めて今回は九州の想い出話になります~

 

2013年のことですがこの時初めて日豊本線の奥まで進出してみました。メインターゲットはハチイチが牽く貨レで、運良くローピン色の400番台が来てくれて感激です。

 

ついでに大分と宮崎の県境にある乗り鉄や駅マニアの中で有名な「宗太郎駅」を訪問してみましたが、民家の庭先のような所に入り口があって辿り着くのに苦労しました。かっての会津の日中線同様朝晩しか列車が停まらない超秘境駅です。

 

小さな待合室には地元の方が作ったのか石仏?のようなものがベンチに置かれていて、普通だったら迷惑行為ですが、人がほとんど来ない駅なので別に苦情は出ないのでしょうね。

 

実はこの年にななつ星がデビューしましたが、友人から久大本線で試運転があるらしいと漠然とした情報を貰ったので、正確なダイヤも分からないままダメ元で行ってみることに。

 

途中で日本の原風景のような味わいのある神社を見つけたので、真っ赤な気動車と共に撮りました。

 

沿線でロケハンをしながら適当に順光になりそうな場所を見つけて陣取ると後から結構な数の同業者が駆けつけて来て、地元では割と有名ポイントだったようです。

 

記念すべきななつ星のファーストショットですが、昔のロクイチが牽く一号編成のように何とも言えない色合いです。

 

今回ななつ星は定員を半分に減らして運行するそうですが、コロナ以外に水害にも見舞われた九州の復興に役立つことを祈願して止みません。