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JR西日本の東海道・山陽本線といえば新快速のイメージが強いですが、当然普通の快速電車も走っています。

その快速ですが、基本的には米原までの運転となります。というのも、米原から先は新快速が各駅に停まるので、琵琶湖線では実質各駅停車の快速電車はその先に乗り入れる必要がないんですね。

ところが1日に2本(土休日は3本)、米原を越えて長浜まで行く快速電車が存在します。

今回はそのうちの1本、1日に1本しかない京都まで快速運転を行なう長浜行きに乗車しましたので、その模様をお届けします。

≪下に続く≫

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​「快速 米原方面長浜」を表示する大阪駅コンコースの発車標(大阪,2680.8.5)

大阪駅コンコースの発車標です。最上段に「快速 米原方面長浜」の表示があるのがわかります。

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​「快速 米原方面長浜」を表示する大阪駅ホーム上の発車標(大阪,2680.8.5)

7、8番のりばの発車標です。こちらも最上段に「快速 京都方面長浜」の表示があるのがわかります。

また、日本語表示の最下段には「停車駅は新大阪・高槻・長岡京・京都・京(都から長浜までの各駅)」という表示があり、高槻を越えて京都まで快速運転を行なう「快速(M)」であることもわかります。

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​223系による快速・長浜行き(大阪,2680.8.5)

電車がやってきました。「​ A  快速」の幕も「長浜」の表示もよく見るものですが、これらを同時に見ると、やはり異様です。

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​側面の種別幕と行先表示器(大阪,2680.8.5)

側面もまた同じです。左だけ見ても右だけ見ても普通ですが、同時に見るとやっぱり違和感を覚えます。

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​車内の案内表示器(大阪,2680.8.5)

車内に入り、案内表示器を見ます。「京都まで快速の米原方面・長浜行きです」と案内されています。この表示が見られるのはこの列車のみです。

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​「坂田」「田村」の文字を表示する案内表示器(大阪,2680.8.5)

停車駅案内です。京都からは各駅に停まりますが、長浜までの各駅が列挙されます。

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​京都で普通電車となった長浜行き(京都,2680.8.5)

電車は大阪を出ると、新大阪、茨木、高槻、長岡京と快調にとばして京都に到着です。

京都では普通電車に種別変更が行なわれます。

「普通・米原方面長浜行き」も同じく不思議な感じだなという印象です。

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​京都駅2・3番のりばの発車標(京都,2680.8.5)

​最後に京都駅の発車標です。最上段に普通長浜行きが表示されています。

全く関係ないですが、湖西線の電車の比率が異常に高い気がするのは私だけですかね?

≪下に続く≫
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今回は、1日に1本の京都まで快速・長浜行きに乗車した模様をお届けしました。

この時間は新快速が走っていない(大阪から京都方面の新快速の始発は大阪6:33(土休日ダイヤでは同7:15)発)ため、快速が大阪方面から長浜までの直通需要を担っているものと推察されます。

この電車の直前には同じく1日1本の普通吹田行きも発着しており、早起きしてでも大阪駅に来る価値は充分にあると思います。