JR四国が牟岐線の末端区間「阿波海南~海部」間の「鉄道事業廃止届」を2020-8-11に、国土交通大臣宛に提出しました。同区間については、「阿佐海岸鉄道」が、阿佐東線へのDMV(デュアル・モード・ビークル)導入に伴う「鉄道事業許可」を同日に申請しています。

 

「鉄道事業廃止届」を出す面倒な事をするのは、JR四国・牟岐線の「阿波海南駅」は、「地上駅」だからです。阿佐海岸鉄道が同区間の「鉄道事業許可」を申請しました。簡単言うを「事業譲渡」の為の書類上の手続きです。

 

阿波海南駅のホームは「地上」ですので、阿佐海岸鉄道が導入する「DMV」が「鉄道モード」や「バスモード」が切換出来るからです。

 

阿波海南駅の「駅名標」です。事業譲渡後は、阿佐海岸鉄道の「駅名標」に変わります。

 

JR四国が、牟岐線の「阿波海南~海部」間の「鉄道事業廃止届」を提出した「お知らせ」です。

 

今回の「阿波海南~海部」間の免許を「阿佐海岸鉄道」に譲渡する形は、海部駅が「高架駅」だから、DMVが「モード切換」出来ないからです。

 

写真の列車が停車してるのが、JR四国の「牟岐線」で、反対側ホームが「阿佐海岸鉄道」です。

 

海部駅の「JR四国」の駅名標です。

 

参考に、DMVはこんなところを走ります「資料」です。

 

参考に、「DMVとは」の資料です。