8月の恩田報告です。いつもですと長津田→恩田の順で見て回るのですが、今回は逆だったため、恩田の記事から先にアップいたします。よろしくお付き合いのほどを。
いつもですとこどもの国線の電車で恩田に達するのですが、今日は青葉台駅から東急バス「青55」で中恩田橋バス停へ。
こちらも普段なら帰りに眺める長津田車両工場正面も、最初に眺めます。
…と、あれ?
車輪がない
レンガの場所には、かつて車輪が飾ってあったのですが、撤去されてしまいました。
さあ、それでは敷地が見渡せる高台へ登りましょう。
5050系編成が入場中なのが確認できました(車号は確認できず)。
5050系が編成をばらされている
さて、管理人の関心事は、8506-8606が留置されていることなんですが…。
テクノシステム側の敷地に留置されておりました。
いた
最近、テクノシステム側は樹木の生長が顕著で、これまでは見通せたものが見通しにくくなってしまっています。
こちらは、屋根が汚いままの8506。
屋根の差異が顕著
真っ白な屋根の8606と比べ、強烈なコントラストを放っています。
こちらがよくわかる比較。
右が8606、左が8506。
全然違う
8606だけが白い屋根にした理由について、一説によると「遮熱塗料」の実証実験に供されていて、その塗料を塗っていない8506と室温を比較検討しているのではないかといわれています。勿論、このことについて、東急大本営は何も言っていませんが。
夏の暑さが厳しさを増している昨今、もし塗料によって室温の上昇が抑えられるとすれば、冷房効率の向上、ひいては省エネにもつながりますので、もしこれが「遮熱塗料」の実験であれば、いい結果が出ることを期待したいものです。
途中、中庭を見ましたところ、こんな光景が。
仮台車が列をなしている
これ、テクノシステムに置かれている仮台車ですが、なぜこんなところに並べられているんでしょうか。
それにしても、鉄道車両の台車や車輪は、線路上にあるときはそう思わないのですが、線路上以外の場所にあると非常に大きく見えます。
駐車場には何もありませんでした。
何もなし
このエリア、時折バスが留置されていることがあるのですが、今回はありませんでした。
8606が屋根を白く塗り、綺麗になったことについて、前述のとおり「遮熱塗料」の実験ではないのかという指摘もありますが、まだ使い道があるということなのでしょう。なので中間車のようにただちに搬出されることはなく、しばらくここに留置されることになると思います。以前1000系の先頭車、あるいは8590系の先頭車が留置されていたときも、結構長期間置かれていましたので、今回もそうなるのではないかと。
おまけ。
恩田駅にこんな掲示物が。
こどもの国線通勤線化20年
そういえばこちらも20年でした。
管理人にとっては、こどもの国線といえば派手な白・オレンジ・赤に塗られた専用車、デハ3608-クハ3772なんですが、あれが退役してから今年で40年です。そりゃ管理人が年を取るのも(以下略
恩田からは長津田へ。さらにつくし野から長津田検車区へ向かいます。