本日は、
C57180「SLばんえつ物語」運行にはなくてはならない方々を紹介する2回目、
「整備士」「車掌」編です。
「SLばんえつ物語」の運行に「整備士」は2~3名で対応しております。
8月2日の運行では、「大野さん」「桜井さん」「立花さん」の3名が乗務しておられました。
整備士は走行中、芯温や各部の温度上昇の異常などを上りは1号車、下りは7号車でチェックしています。また、上りの津川・山都、下りの野沢、津川で足周りのチェックおよび各部への注油を実施。「C57180」の運行を支える専属医師の役割です。
1、今回乗務していた、整備士の左から桜井さん、大野さん、立花さんです。
素敵なお顔が写るよう撮影の合間だけマスクを取っていただきました。
「SLばんえつ物語」の運行にはなくてはならない、整備士のお三方です。
2、津川で整備中の立花さん。
注油と足回りのチェックをして、安全運行を支えます。
私たちの直接お世話をされるのが「車掌さん」です。
「SLばんえつ物語」は直接お客様のお世話をしたり、各駅でのドア開閉、停止位置の確認、発車時のホーム上の安全確認など保安業務も大切な仕事です。
直接運行にかかわらない非番の車掌さんも、グリーン車に出入りするお客様のチェックやお客様対応など、休む暇なく乗客のお世話をしくれています。
2日は津川駅発車時に車掌さんの非常ブレーキで緊急停止。ホーム上の安全確認の為、8分の遅延となりました。
(真相はどうやら、停車中に車外に出た人の中に乗り遅れた方がいらっしゃったようです。津川・山都・野沢の10~15分停車で車外に出る時はぜひとも発車時間を確認して車内に早めに戻って欲しいものです。)
今回私の乗車した号車を担当した車掌さんを紹介いたします。
3、上り8226レで乗車した3号車を担当した、阿達車掌。
若々しくて笑顔が素敵な阿達車掌。
「阿部に似ていますが阿達です。」と自己紹介していました。
4、下り7号車グリーン車を担当してくれた「朝比奈車掌」。
素敵な笑みで敬礼をしてくれました。
数年前から存じ上げており、今では「ばんえつ物語」担当の車掌さんではベテランの部類に入りますね。
スタッフの皆様の素敵な接客のおかげで、今回の「SLばんえつ物語」の乗車も楽しく終えることが出来ました。本当にありがとうございました。
機関士・機関助士・整備士・車掌それぞれの任務を笑顔で全うする姿に感動しながら今回も楽しい乗車をさせていただきました。
またの乗車の際はよろしくお願いいたします。
新型コロナ禍の影響で大変な乗務はまだまだ続くものと思われます。
この困難を乗り越えて「SLばんえつ物語」のますますの発展を祈念し、今回の乗車記は終了とさせていただきます。最後までご覧いただきありがとうございました。