車両基地のモジュール製作で、次に作業を進めたいのがバラスト散布した留置線の奥にある検修庫とその周辺です。
研修庫は、トミックスの機関庫を2個並べただけのもので、当初はもともとジャンク品として購入したのもを1個置いただけですが、物足りなかったので別途1個購入して追加したものです。
今後手を加えようと思っていますが、既製品の塗装だと派手過ぎとリアルさに欠けていて気に入らないので、塗装変更を行うことにしました。
塗装変更前の研修庫(トミックスの機関庫)です。
この製品は販売した時期によって塗装が異なり、最近新品で追加購入したものは屋根が黄緑色になっていますが、自分はこのような派手な屋根の検修庫や機関庫を見かけません。
建物側面の色は一応これでも良いのですが、2つを左右並べて見てみると若干色が異なる(写真では分かりにくいかも知れません)ため、今回同じ色で塗装し直すことにしました。
「安全第一」のシール(購入したときに既に貼ってあった)は剥がしました。
2つ並べて1つの建物と見立てるので、屋根の色が左右で異なるのは不自然です。
屋根は、多少暗めの灰色で塗装することにしました。
トミックスの機関庫は、ネジを1本外すとご覧のように各パーツに分解できました。
屋根の小パーツ(ベンチレータ等)ツメでひっかけて固定しているだけなので、簡単に外すことができました。
窓のアルミサッシの表現は、窓用の透明パーツ側に描かれていますので、本体、屋根、屋根の小パーツをそれぞれ塗装すれば、容易に作業ができます。
屋根の小パーツです。
これは白色で統一することにしました。
まずは、屋根を多少暗めの灰色で塗装しました。
塗装は、一応最初に MR.サーフェイス1000(グレータイプ)を下地として簡単に塗装し、その後、有限会社ジェイズというメーカーの「21:鉄道模型車両色/明るいグレー」で塗装しました。
屋根の小パーツは、GMの白3号で塗装しました。
写真は、小パーツを屋根に取り付けた様子です。
塗装変更する前の本体の様子です。
左側の機関庫はジャンク品で購入したものですが、若干日焼けしているように見えます。
本体は、上記の下地塗装のあと、GMの灰色9号で塗装しました。
スプレーによる塗装は、家の中ではできません。
写真は、塗装した本体を乾かしているところ。
本体は、ちょうど真ん中にあるネジ穴に下から割りばしを刺して、塗装後は地面に割りばしを刺して、塗装が乾くのを待ちました。
灰色9号で塗装した本体です。
綺麗になりました。
塗装した各部品を再度組み立てた後の様子です。
それなりに地味になりました。
車両基地に塗装変更後の検修庫を設置した様子です。
多少、おもっちゃぽさがなくなり、並べた2つの建物を同じ塗装にしたことで、1つの長い検修庫に見えるようになったかと思います。
検修庫後ろの「ジャンボくまちゃん」が気になります。
いずれは背景もきちんと実感的な写真か絵などを貼るつもりですが、当面はこのままです。
先日、バラストを散布した部分を拡大して撮った写真です。
研修庫の雨どいや架線柱も塗装し、路線もウェザリングをすればもっと実感的になるかも知れません。