えちごトキめき鉄道「えちご押上ひすい海岸駅」2021年3月開業 糸魚川市内の新駅



えちごトキめき鉄道と糸魚川市は8月9日、日本海ひすいラインの糸魚川~梶屋敷間(新潟県糸魚川市)に建設中の押上新駅(仮称)について、開業時の駅名を「えちご押上ひすい海岸(えちごおしあげひすいかいがん) 」にすると発表した。2021年3月のダイヤ改正にあわせて開業の予定。

えちご押上ひすい海岸駅のイメージ。【画像:えちごトキめき鉄道・糸魚川市】

糸魚川市とえちごトキめき鉄道によると、糸魚川市が今年2020年6~7月に駅名を公募。523通の応募があり、同市は「地域の皆様から提案のあった駅名の中から、地元の愛着に加え、全国に発信できるものにしたいと考え、会社名と路線名を入れた名称」を選定し、えちごトキめき鉄道に提案したという。

えちご押上ひすい海岸駅は、糸魚川市内の押上地区に設置。隣接駅からの距離は、梶屋敷駅から2.7km、糸魚川駅からは約1.6kmになる。踏切を挟んで梶屋敷寄りに下りホーム(直江津方面)、糸魚川寄りに上りホーム(糸魚川方面)を設ける千鳥状の配置を採用する。国土交通省の北陸信越運輸局長は昨年2019年9月12日、駅の設置にかかる事業基本計画の変更を認可した。

北陸信越運輸局によると、えちご押上ひすい海岸駅の予定地周辺には高校や病院などがあり、新駅設置の要望が継続的に出されていたという。