JRの長崎駅は2020年3月28日から高架化され、これまで地上にあったホームは役目を終えることになりました。
高架化される理由は2022年度に一部開業予定の長崎新幹線(九州新幹線西ルート)の終点・長崎駅が高架駅になるのと、駅周辺の交通渋滞緩和(高架化するのは長崎から浦上までの約2.5km)のためです。
高架になる直前、3月6日に見納めに行ってきました。
かもめの車両を降りて、まずは車止めを撮影。
この先に唯一の改札があります。
ホーム上には乗ってきた885系と少し前に紹介したキハ66×2。
この光景はもう見ることはできないわけで、しばらく立ち尽くして目に焼き付けておきました!
遠くには高架橋も見えます。
3,4番線の先端まで行くとしっかり見ることができます。
後ろを振り返ったところから撮影すると、ホームが異様に長くて、
大昔は本州からの寝台特急が10両くらいで多くやってきていたときの名残ですね。
すぐ左で止まっていたキハ66(国鉄色)がそれまで静かにいたのに、撮影終わって離れようとしたら、エンジンを爆音で鳴らしてくれて、しばらくいてくれ!って訴えているように聴こえました。(もはや幻聴)
右手奥に高架ホームが延びています。
改札を出ると、高架開業のカウントダウンボードが設置されていました。
駅舎は隣の駅ビルから屋根が高く設置されていて、開放感があります。
ステンドグラスがついているのが長崎らしさを感じさせてくれます。
路面電車乗り場に続く橋から駅舎を撮影。
2000年に完成した4代目の駅舎ですが、地上ホームがなくなったことで、しばらくすると取り壊される模様です。
駅ビルを突っ切って高架ホームが見えるところにやってきました。
だいぶ距離があって、3月28日からは新しい改札まで行くのに、350mも歩くのだそうです。笑
5代目駅舎はこの高架ホームに併設されて作られていて、次回長崎駅に行くときにチェックしたいところです。