【エラーあり】TOMIX 8737 コキ104宅急便コンテナ | 金屋代かずおのお部屋

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(待望の宅急便コンテナ)

 

今日は8月10日・山の日です.まさしく「ヤマトの日」といえなくはないですが,山の日が8月10日なのは2020年のみです.

 

本日は,待望の発売となった「宅急便コンテナ」の紹介をします.他の製品や日付指定記事の兼ね合いで本日の紹介となりました.

この製品,よく見ると色々ツッコミ所があります.

間違い探し

左上に「コキ50000積載禁止」という表記があるのですが,よく見ると0が一個多く,「コキ50万」になってしまっています.全体的に塗装は粗く,右上の「日本貨物鉄道輸送用」の文字はほとんど印刷されていません.

過去に発売された「ネコロジー」コンテナや,2019年のJAMで限定販売された,ヤマト運輸色の無地JOTコンテナの方がやや出来が良いと思います.

よく見ると,同じ製品であるにもかかわらず,手ブレーキハンドルの位置が異なるロットがあります.

この車両は「コキ104-1080」ですが,正解は上側に手ブレーキハンドルがついている手前の車両です.

参考:

http://t-fukuda.xsrv.jp/JR_koki_photo/koki104/koki104-1080.htm

ちなみに,「ネコロジー」は「コキ106-1080」になっています.「ヤマト」の語呂合わせでしょうか.

 

当然,このような製品が生産されてしまった以上,リコール対応となります.

リコール対応

8/12に,トミーテックのHPで発表されるようです.当記事もそれに合わせて加筆修正を検討しています.

とはいえ,待ちに待った宅急便コンテナ,メーカーでは何千両も作っていますし,一人で何十両も購入されたという話も聞きます.筆者は5両の導入を予定していましたが,急遽3両追加しました.

コンテナ車・コンテナとも目を瞑ってそのまま使う・他の列車に使う・改造のタネにする・ジオラマ材料にするなど,使い所に困りません.ヤマト運輸としては,会社の顔といえる商品の商標である「宅急便」と書かれたグッズを予想より安く,はるかに多い個数を市井に出回るという事態にもなります.そのまま代替品発送ということではなく,おそらくは回収されるのではないかと思います.

この製品の遊び方については,リコール対応後に改めて紹介しようと思います.

 

いずれにしても,このような出来の製品を世に出してはなりません.今後「コキ107-1080」を用意する際には十分気をつけていただきたいものです.

 

8/12追記:リコール対応方法が新製品とともに発表されました.やはり,回収となるようです.

 

10/1追記:修正されて帰ってきました.こちらの記事で紹介しています.