みなさんこんにちは。ブログおよびホームページ管理人の神@北見です。

 

今日は山の日という事で休日です。うちは金曜も休みだったので4連休なのですが、昨今の自粛ムードから帰省することも旅行することも、さらには外食することすらままならない状況です。せっかく天気も良いのに。となるとここは絶好の塗装日和と割り切るしかありません。しかし暑い日が続いているので、汗が垂れたりすることには気を付けないといけないですね。

 

今、キハ28のうち給水口が中央付近に寄った2446を再現すべく、「氷見線キサハ34セット」のキハ28がバラで出回っていたこともあってこれを購入し種車とし、単品のキハ28と頭をすげ替えて車体中央付近に給水口があり外ばめ式テールライトのキハ28を作ることにしました。しかしこの素人の私がいきなり切り継ぎなんてうまくいくはずもなく、苦戦しております。この車の完成はまだ先になりそうです。

 

よって、残りの9両のキハ28の完成までの報告としたいと思います。前回は3両分の屋根板を加工して力尽きていましたので、そこから再開です。

 

↑前回は残り7両分のパイピング施工を残して力尽きていました。前回は1両ずつ作業していましたが、今回は作業効率を上げるためまとめて作業します。7両分全てにパイピングのための0.4mmの穴を先に開けます。

 

↑そして一気にパイピングの施工を行います。右3両が前回紹介時に完了していた分です。これで10両分が揃いました。色々な他のウェブサイトやブログを見ても1両2両完成させたレポートはありますが、10両作るというのはなかなか無いのでは!?

 

続いて床板の加工を行います。KATO製の4両は、車端部ステップ表現を黒色にするのと、TN化が共通作業メニューとなります。毎回同じ作業なので簡単にご紹介します。(1両、他用途のキロも一緒に塗っています)

 

↑キハは後位側、キロは両端のステップ・便所流し管を除き、マスキングします。所詮床下なのでコストダウンで普通のセロテープを使用します。

 

↑塗装完了です。一部、キハの前位側にも塗装が吹き込んでいますが、ここは後でカットするので問題ありません。

 

↑床板前位側を、写真の箇所で切断します。

 

↑次にTNを固定するための板を、プラ板で製作します。右端に前回作っておいたサンプルがありますので、これを元に作成します。プラ板は約15mm四方で、凸型に切り欠きます。今回は4両分しか使いませんが、後で他のKATO製車両のTN化を大量に行いますので、プラ板を切った分まとめて製作しておきます。

 

↑先ほど切断した床下のうち、前位側にある導光プリズムの台座を移設した後、切ったプラ板を接着します。

 

↑そして車体にはめ込みます。プラ板がタイフォンパーツの内側と干渉しなければOKです。干渉していれば少しカットして調整します。

 

あとは、前位側・後位側にTNをビス止めすればOKです。

 

それでは次は屋根の塗装です。

↑プライマーを塗布したのちに、ジェイズの屋根用グレーを吹きます。

 

↑実際は先に屋根板塗装しておき、乾くのを待つ間のうちに床板の加工をしています。

 

さあ、完成ですね。それでは車両を組み上げてみましょう。とは言ってもこの際にジャンパケーブルの取り付け、ステップの塗装及び取り付けなどを行っていますので、実際はものすごく時間が掛かっていますが…。

 

↑これで9両が完成です。うち1両は常磐無線未取り付けなので、今回は8両の常磐無線取付車が完成しました。

 

↑長編成は映らないので、3連×3本に組んでみました。とてもいい感じです。台座のプラ板は0.5mmを使ったのですがちょっと厚かったかなと思っていましたが、まあ許容範囲でしょうか。

 

↑中央の非冷房車はマイクロエース製キニ58ジャンク品の常磐無線をそのまま載せましたが、こうしてみるとアンテナがすこし小さいような気がしますね。台座の表現はバッチリなのですが。あとでアンテナだけGM製に交換しようかな。

 

↑今回はKATOのジャンパケーブルを仕入れたことから、Tomix製のキハ58にも標準でジャンパケーブルを取り付けるようにしました。両側の2両はTomix製です。とてもカッコよくなりますね。

 

いかがでしょうか。次は比較的軽加工なキロが仕上がりそうなので、とりあえず10連は組めそうです。

 

残りの切り継ぎ改造中の2両はどうなるでしょうかね。 立ち直れそうになかったら、諦めて別の新製ボディと入れ替えるしかなさそうです。30年前のように教科書を買って、GMの組み立てキットで修行してから再トライした方が良いかもしれません。

 

それではまた次回をお楽しみに!