阿蘇駅発行 急行券 阿蘇→50kmまで | 菅沼天虎の紙屑談義

菅沼天虎の紙屑談義

交通機関を利用する為の切符・・・一般の方々にとっては使い終わってしまえばタダの紙屑で、最後は係員に渡して終わりになるモノです。
そんな紙屑に夢中になってしまった大馬鹿モノの戯言にお付き合い下されば幸いです。

昭和59年10月に豊肥本線阿蘇駅で発行されました、「阿蘇→50kmまで」の普通急行券です。

 

 

門司印刷調製の券となります。

 

 

 

 

 

こちらは約3ヶ月余り後の昭和60年2月に発行されました、同じ区間の普通急行券です。

 

 

乗車駅の「阿蘇」の部分が横幅の狭い文字となっています。

 

門司印刷の料金券の乗下車駅部分に用いられている活字は、文字に歪みが見られますので樹脂版で作成されているのでは無いか?と見受けられますが、拙ブログの2014年12月1日のエントリ「門司印刷 新幹線指定席特急券 博多→東京」でご紹介いたしました券のように、文字数の少ない2文字の駅名であっても横幅の違う活字が用いられている例が見られます。

 

 

豊肥本線は平成28年4月16日未明に発生いたしました熊本地震の本震で、立野~赤水間で大規模な土砂崩壊が発生し、肥後大津~阿蘇間で長期間運転を見合わせておりましたが、昨日8月8日から約4年4ヶ月ぶりに運転を再開し、熊本~大分間の全線が復旧しています。