こんばんは。
今日はED75機番シリーズの第88回、139号機を取り上げます。
貨物列車を中心に活躍した機関車です。
ED75 139[盛] 1968年落成
国鉄時代は盛岡機関区配置を貫き、民営化時にはJR貨物へ継承されます。
最初に出会ったのはJR化後のこの時、結構よく出てくるワキ5000/6000とコキ車が混ざって連結された151レを牽引して来ました。写真はワキ車しか写っていませんが。
1989/08 東北本線(以下同様) 白坂-新白河 151レ
これもよく出てくる北海道からのワムハチ”紙”列車の先頭に立ちます。
1990/08 久田野-白河 5160レ
この日は編成が短かった車扱を牽引、貫通扉窓の”感電マーク”が消えてスッキリしました。
1992/06 平泉-前沢 5671レ
重連高速貨物列車の先頭に立ちます。雪景色は赤いED75が映えます。
1993/01 好摩-岩手川口 3065レ
ここも何度も通いましたが、この時は画面左の木々が伐採され、何かすっきりしたイメージでした。
前写真に続き3065レ、この列車は宅配便コンテナが多く積載され、年末年始も多く運転されていました。
1996/01 奥中山-小繋 3065レ
余談ですがNゲージ、最近TOMIXさんの表記誤印刷~”コキ50万事件”?(笑) に関する記事が沢山見られますが、製品の緑色コンテナは最近のもの。”コキ50000(0)積載禁止”ですしね。ED75時代はクリーム色の”ネココン”が積載されていたと思いますので、私は導入を見合わせました。81号機の記事6枚目に”ネココン”積載写真が出ています。
白坂を行く137+139の重連。冬場ながら雪無しの殺風景、何とか夕陽が当たってくれました。
1998/12 白坂-豊原 3088レ
白ガマを従えて小鳥谷付近の鉄橋を行きます。青空の抜けが良い日でした。最近PM2.5とか?で晴れても空が青く写らない日が増えているのには困ったものです。
1999/04には仙台(長町)機関区へ転属、翌2000年には[仙貨]移転となります。前にも書きましたが区名札は[仙]ではなく[長]のままだったことが読み取れます。
1999/05 小鳥谷-一戸 3085レ
再び白坂にて後追い、次位が139号機ですが、続く貨車が空コンテナだったので顔を出しました。
単回以外で両尾灯点灯は珍しかったかも知れません。写っている踏切は”勝負沢踏切”です。
2000/02 白坂-豊原 3088レ
タンク車の車扱を牽引して黒磯に到着した139号機、入換を前に片尾灯点灯しています。
手前のホーム側には後続のナナゴー重連 4056レが入って来ています。
2000/10 黒磯駅 5172レ
盛岡で単機発車待ちの759の脇を、下り貨物列車で到着した139号機が走り抜けます。
757[青]、139[仙貨] 区名札の字体がだいぶ違いますね。
2002/07 盛岡駅 3077レ (757号機単機は列番不詳)
レンガ橋脚をfeatureして。左端にギリギリ”139”のみが写った微妙なアングルでしたが、これが最後の撮影になりました。
2002/10 小鳥谷-小繋 3058レ
この後出会うことはなかったものの、ちょっと間をおいて2005年に廃車になっています。
最後までオリジナルの赤塗装で貨物列車牽引に活躍した機関車でした。
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以上ED75 139 機番シリーズ第88回 最後までご覧いただきありがとうございました。