駅の美学 ちちぶ旅19 | 駅が大好き!misakitty

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日本中の駅と空港を旅するmisakittyの空鉄の記録です。
国内の鉄道はほぼ完乗済み、航空は、JGC・SFC取得済み2024年はJGCプレミア資格。

今日は、樋口駅から一駅、波久礼駅で下車です。

今回の秩父鉄道の乗り鉄旅ですが、欲張らずにこのエリアだけ下車して、残りはほとんど車内からの撮影となりました。
 
なかなか訪れる機会がない、山間部のエリアを回っておこうという作戦です。
 
ところで、こちらの「はぐれ」駅、この駅名で思いつくものって何ですか?
私は、やっぱり「はぐれメタル」、あいつ、もたもたしてるとガサゴソって音立てて逃げちゃうんですよ。
でも、「やっつけた」ら高ポイント、青の頃のRPGって楽しかったなあ。
もう今は、そうやってゲームに没頭する集中力なくなっちゃいましたよ。
 
じゃあ何なら集中できるのかって?そりゃあ、もちろん「駅めぐり」!
これだけは歩けなくなるまでやめない!きっと歳とっても歩けるうちは、駅をうろうろ回ってると思いますよ…ん…何ですって、それは徘徊だって、うるさいわムキー
 
ではでは駅を徘徊…じゃなかった、めぐりましょうね。
 
波久礼駅、構内は、島式1面2線となっています。
うん!木造の上屋根が最高です。
お洒落なワンマン対応のホーム表示とかもなくてローカルで良い感じです。
 
こちら、やってきた樋口側、側線もありますね、貨物列車の待避に使うのかな?
それにしても架線柱が貧弱なおかげで、とても空が広く見えますよ。
これは都会の電化路線では、ちょっと無理かもね。
 
でも思うんですよ、将来の鉄道ってこの架線柱とか架線消えるんじゃないかと。
充電技術の向上や、自然エネルギーで走る車両とか開発されると、もしかしたら、この架線とかは、過去の遺物になってしまうかもしれません。
 
でもね、どんな形になっても、走行音と心地良い揺れだけは無くならないで欲しいと思うんです。
鉄道の旅って景色だけじゃなく乗ること自体の楽しみがあると思うんですよね。
いかがでしょう?
 
ホーム上屋根の中に入ってみました。
秩父鉄道の駅名標って、こうやって次駅表示が塗り分けられていますが、これってイマイチ便利なのか分かりませんでした。
 
でも、こうやってホームの行き先案内を見ると、きちんと方向別に色分けされているんですね。
 
では駅内に向かいましょう。
ホームからは地表連絡で駅舎に向かいます。
 
お〜美しい!
この色の剥げ方、コンクリートの黒光り具合、そして木製の窓枠、私にとっての駅の美学を十分満たしている駅ですよ。
 
ここが観光駅にならないようにって祈りたいですが、まあ、決してこんなものに観光客が集まるはずもなくて、その心配は無用なんでしょうけどね。
 
そういえば、訪問したときは、ちょうど新駅「ふかや花園」駅が開業した直後でしたよ。
下車予定はありませんが駅名標写真はきちんとゲットしておきたいですよね。
 
駅前に出てみました。
駅は古いのですがトイレは新しい!これも私にとっては大歓迎。
駅舎は、ボロボロでも嬉しいけどトイレだけは、新しくて温水洗浄便座であって欲しいと思っているのです。
 
駅舎を正面から見てみましょう。
このタイプの電話ボックスもちょっと古いんじゃないかと思います。
駅前はすぐに砂利なんですね、北海道の駅みたいです。
 
駅舎全景です。
屋根は、コンクリート瓦のようですが良い感じに煤けていますね。
 
駅うらの山々ととてもマッチした木造駅舎です。
紅葉までもう少しという時期の訪問でしたが、最盛期には、もっと綺麗に山が赤く染まり、この波久礼の駅舎を美しく彩ってくれるのでしょう。
 
 
 
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