栄光のEF58 89 | 空の下、レールの上を人生と共に(JNR Forever)

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なつかしい人が はるかな日々が 時の流れこえて ほら めぐる旅路さ…

今日の日付ネタはEF58 89。

 

国鉄最晩年の1984(昭和59)年、廃車寸前まで追い込まれていましたが急転直下全検を受け、茶塗装で出場した「サプライズ」は36年経った今思い出しても衝撃です。

 

89号機牽引の列車に乗ったのはたった1回だけですが、12系客車とは「八甲田」「津軽」や多客臨で幾度もコンビを組んだ、気心知れた仲でしょう。

 

9736レ 快速 EL&SL奥利根

EF58 89[田]+12系客車[高タカ]

1997.2.22 高崎

 

今は鉄道博物館(大宮)に鎮座していますが、私が行くと見つめている時間が一番長い機関車です。

 

2015.3.28

 

2016年のクリスマスは装飾が。

2016.12.17

 

スマートなボディがつらら切りでよりスマートに。

2018.7.31

2~4 鉄道博物館(大宮)

 

そして、89号機を語る上で欠かせない栄光。

1956(昭和31)年11月19日、東海道本線全線電化完成の晴れの日、大阪発上り「つばめ」牽引の栄誉に浴したのが当時宮原機関区配置の89号機でした。

 

1956年11月19日、89号機が装着したヘッドマーク。

左側に東京都、右側に大阪市のマークが描かれています。

2014.3.22 交通科学博物館

 

コロナ禍が落ち着いて、鉄道博物館へ行ったら改めてしみじみ見つめるでしょう。