7月31日に秩父駅まで持って来た編成が翌日朝に三峰口駅まで送り込まれました、昨日はデキ201号機のパンタグラフが片方しか上げられていませんでしたが「本番」のこの日はしっかりと2つとも上げた<Wパンタ>での運転でした。

まずは影森駅から下って行く姿を跨線橋の上から撮影した写真からです、ここでは予想外のことが起こりました。本線脇の一段高い所にある武甲山からの石灰石搬出用の「三輪専用線」を20両の貨車「ヲキ」(三峰口駅へ向かっているのも同じヲキです)が石灰石を満載して降りて来てすれ違ったのです。


影森下り り
見事にこの位置ですれ違ってくれました。


更に追いかけて「安谷川橋梁」の上でもう一度キャッチ。
安谷川橋梁 リ
貨車2両の短い編成ですが、現在通常はこの鉄橋を貨物列車が通ることはありませんので良い記録になりました。(昔は三峰口駅までの貨物列車もありました、貨車の疎開回送もあったようです。)

そしてイベント終了後の秩父駅までの回送列車。
浦山鉄橋 リ
<Wパンタ>のままで戻って来てくれました、撮影場所は浦山口駅の三峰口駅側にある「浦山川橋梁」の上です。ここも通常は貨物列車が来ませんので貴重な写真ですね。

この列車(編成)は秩父駅まで行って、3日朝の302列車の時刻まで留置されます。


その3日朝の回送の様子がこちらになります、我が家の最寄踏切からの撮影です。
ラヤ手前 リ
曇っていて見えませんが後方には武甲山があります、右側の草が生い茂っている所には武州原谷貨物駅からの引き上げ線(昔は入換DLが頻繁に往復していた)があり、さらに右側の一段上にはセメント工場への石灰石搬入用の高架線が通っています。(現在は廃線済)


ラヤ構内 リ
武州原谷貨物駅へ入り時間調整の為出発線へと渡って行く後ろ姿、通常の「貨車試験列車」だと機関車だけが秩父駅から戻って来て、ここで貨車を連結する作業が行われるので結構時間が取ってあります。


この日は追いかけはせず、これにて終了と致しました。