ゆうゆうサロン岡山 新旧塗装再生産 マイクロエース 2020年8月発表 | 金屋代かずおのお部屋

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周防大島町を拠点に鉄道旅行・鉄道もけいの活動を行っています.

 

これ自体は嬉しい再生産です.

マイクロエースから新製品が発表されました

「ゆうゆうサロン岡山」が,新旧塗装とも仕様変更再生産されます.

筆者は新塗装のリニューアル直後版を持っていますので,旧塗装のJR化後直後仕様を導入する予定です.前回品の旧塗装は当時山口県・広島県で鉄道模型を扱う店の閉店が相次いでおり,処分在庫品を集めていたこと,実車を見たことがないこと,当時の使い方として新塗装で十分と思っていたところがあったため,買っていませんでした.

このゆうゆうサロン岡山,新塗装(「ユウユウサロン」に改名されています.)・旧塗装とも若干の仕様違いがあり,時系列的には以下の順番となります.

  • A2634 登場時(2014年発売:側面窓に枠あり)
  • A1120 旧塗装(今回製品)
  • A2685 リニューアル(2011年発売)
  • A1121 晩年(今回製品:グレーが展望室部分まで延長)

若干細部の塗装が異なります.SLに牽引されたこと(新旧塗装とも)があるのは今回の製品の仕様になります.

ただし,トイレタンクの部品が追加されるものの,価格は前回製品(いずれも税抜きメーカー希望小売価格15,800円)から大幅にアップし,24,700円となります.中国の人件費・輸送費・その他経費がここ5〜10年で大きく上がったことが伺えます.やむを得ません.金型が維持され,再生産できたことを喜ぶべきです.

 

機関車は今回再生産されません.マイクロエースでは(鉄道模型ブランドの)10周年記念でEF65 123をセットで製品化してますが,現在リリースするには少し古い感じがします.

筆者の123号機はPS17パンタグラフに換装しました.KATOのEF63用のものがそのままつけられます.こちらの方が自然といえます.

「ユウユウサロン」を導入予定の方は,執筆現在まだ在庫がありますので,ぜひ用意しておきたいところです.(リンク切れにご注意ください)

旧塗装もぜひ,何かしらの形で製品化していただきたいところです.客車は,値上げ後の価格で考えても十分な出来です.

その他の製品

  • 有井製作所創業60周年を記念して,「富良野・美瑛ノロッコ」が登場します.ちなみに,TOMIXの「DE10総選挙」で落選したのは「くしろ湿原ノロッコ」ですので,「富良野・美瑛ノロッコ」はTOMIXでも作れないことはないことは頭に留めておきます.
  • タキ9900のバリエーション3製品と,その派生形式で2両のみの存在であるタキ9550が製品化されます.KATOでの製品化は厳しいかもしれません.
サフィール踊り子」は後回しで良いかもしれません.KATOの新規金型製品は(長期間待たされる可能性がありますが)再生産が見込めるものの,マイクロエース製品の再生産は本来難しいものです.