皆さんこんばんは、備前国鉄道です。

岡山県倉敷市を走る水島臨海鉄道は、今年4月1日に営業開始50周年を迎えました。

それを記念したグッズの販売が、今日8月8日(土)から開始されたので、早速購入して来ました。

朝6:00から倉敷市駅の特設コーナーで販売されるとのことだったので、始発電車に乗って倉敷へ。

3年前のキハ205号ラストランイベントの時は7:00か7:30開始だったと記憶していますが、今回は新型コロナウイルス対策のためにラッシュ時間帯を避けた開始時間になったようですね。
※マスクの着用、混雑した列車を避ける等、新型コロナウイルス対策をおこなった上で訪問しました。

5:40頃には現地に到着し、無事に購入することができました。

今回購入したのは、「水島臨海鉄道営業開始50周年記念硬券入場券セット」。



現役の旅客駅はもちろんのこと、貨物専用の駅や既に廃止された駅の入場券まで入っています。

お値段は1,500円。

この類のグッズにしてはお安いほうではないでしょうか。


↑硬券入場券は全部で16駅分。その上側には、それぞれの駅の昔の写真が載っています。


↑16枚の内訳は、現役の旅客駅が10駅(倉敷市、球場前、西富井、福井、浦田、弥生、栄、常磐、水島、三菱自工前)、貨物駅が2駅(倉敷貨物ターミナル、東水島)、廃駅が4駅(五軒屋、川鉄前、水島港、西埠頭)となっています。五軒屋駅は、1976年まで現在の福井駅~浦田駅間にあった駅。川鉄前や水島港、西埠頭はかつて存在した貨物駅です。

これを持って行けば、貨物駅の構内にも入れてもらえるんですかねぇ( ^ω^ )
※この切符に効力はありません。


↑台紙の裏面には、水島臨海鉄道のあゆみと、各駅の現在の写真が載っています。なぜ1138年に起こった水島の戦いまで書かれているのかはわかりませんが(笑)

この記念入場券は1000セット限定となっています。

また、入場券以外にも、1996年頃まで倉敷市駅の改札口できっぷに入場の印として切り込みをいれるために使用されていたはさみを復刻した「改札はさみメモリアルセット」(18,000円~20,000円)と「記念ピンバッジセット」(3,000円)も発売されました。

こちらも個数に限りがありますので、気になったグッズがある方はお早めに。

明日以降は、倉敷市駅の定期券窓口で販売するそうです。(郵送販売等の取り扱いはありません)

ちなみに、購入した時の袋はなんと50周年記念の特製のものでした。




水島臨海鉄道の現役旅客車両(キハ205は保存)が描かれており、これだけでも欲しくなるようなデザイン、ナイスですね!

水島臨海鉄道は、1970年に旧国鉄、倉敷市、岡山県、水島地区に工場を構える企業などが出資して設立された第三セクター鉄道で、それまで倉敷市交通局が行っていた事業を継承しました。

また、路線自体は1943年に三菱重工が敷設した専用鉄道を前身としています。


↑今年4月1日から運行を開始した50周年記念塗装車両。来年3月まではヘッドマークも取り付けられています。

今回は以上です。

最後までご覧くださいまして、ありがとうございました。