みなさんこんばんは。ブログおよびホームページ管理人の神@北見です。

 

これまでに急行「赤倉」と、急行「ちくま」が完成いたしました。次は何をしようかと考えていましたが、予告通り急行「ときわ・奥久慈」を製作することとしました。まずは種車の確認からです。

 

↑種車としてストックしてあった在庫を引っ張り出してきました。おや、変な色のが1両混じっていますが。。。

 

想定している編成は、急行「奥久慈+ときわ」で、下記の通りとなります。

 

奥久慈<キハ28 190+キハ28 83>+キハ58 579>+キハ28 2384>+ときわ<キハ28 2372+キロ28 2112+キハ28 2391>+キハ28 38>+<キハ28 2446+キハ58 1038>+キハ28 370>+キハ28 2393>

 

1号車 キハ28 190

↑KATO 「いいで」セットから供出されたキハ28 192を転用します。非冷房車なのでそのまま常磐無線を載せるのが主な加工です。あと共通事項でTN化やステップ類の黒色化を行います。

 

2号車 キハ28 83

↑KATO スターターセットのAssy組み上げ品であるキハ28 72が種車です。これを水戸配置の83にします。主な改造はクーラーを移設し常磐無線の設置です。それと共通事項でTN化やステップ類の黒色化を行います。

 

3号車 キハ58 579

↑Tomix単品のキハ58が種車です。中古で入手しましたがこれも乗務員ドアのドアノブがエラーの最初期ロットですが、捨てるのも勿体ないのでそのまま使います。主な改造はクーラーを移設し常磐無線の設置です。

 

4号車 キハ28 2384

↑Tomix単品のキハ28が種車です。主な改造はクーラーを移設し常磐無線の設置です。

 

5号車 キハ28 2372

↑Tomix単品のキハ28が種車です。主な改造はクーラーを移設し常磐無線の設置です。

 

6号車 キロ28 2112

↑KATO「いいで」セットのキロ28 135(高屋根)が種車です。水戸のキロ28は晩年全車が4VK搭載でしたので、KATO単品のキロ28(低屋根)と床下を交換する予定です。そして単品のキロ28(低屋根)は自車給電タイプに変わります。それにより、元の4DQ-11P用吸気口を埋め、4VK用の吸気口をエッチングパーツで取り付けるという作業が発生します。2000番台化することによって時代的にグリーン帯が無い姿となるため、吸気口の改造と合わせて車体を再塗装することになります。と書いていると非常に面倒だなと気づき、当キロ28 2112は4VK取り付けが1980年3月であることから、4VK化される前の112番のままにして、グリーン帯もそのままでも良いかなとも思ったりします。この辺りは施工中の気分に任せるようにします。あと、+2000化される前にしろ後にしろ、当車は台車がキハ81系から供出されたDT27系台車を履いていましたので、空気バネ台車に交換する必要があります。DT27系台車はディスクブレーキのDT31系台車(キハ82系やキハ57のもの)と異なり踏面ブレーキで、ブレーキシリンダーも台車装備のDT31系台車と異なり床下装備でした。そのため、KATOのDT31系台車が品薄で手に入らないこともあり形状の似た、151系や153系電車用のTR58を使用する予定です。

 

7号車 キハ28 2391

↑Tomix単品のキハ28が種車です。主な改造はクーラーを移設し常磐無線の設置です。

 

8号車 キハ28 38

↑KATO スターターセットのAssy組み上げ品であるキハ28 72が種車です。これを元千葉配置で水戸へ流れてきた38にします。なぜ元千葉配置の38を選んだかというと、千葉時代に冷房化改造を施工しているため当車は常磐無線を搭載しておらず、改造の手間が省けるからです。実際水戸配置のキハ58系は全車が常磐無線を搭載していたわけではなく、中間には非搭載車が入ることが多々ありました。

 

9号車 キハ28 2446

↑ご覧の通り、Tomix氷見線キサハ34セットに入っているキハ28です。なぜこれを選んでいるかというと、機関冷却水の給水口が車体中央付近へ寄った10次車をモデルにしているからです。これを使って水戸に1両だけいた、給水口が中央付近にある2446を再現します。細かい事を言うと、模型は尾灯がわざわざ内ばめ式の表現になっており、2446は12次車であることから外ばめ式になっています。根気が残っていれば、外ばめ式のパーツを買ってきて交換する予定です。もしくは9・10次車がモデルの割に尾灯が外ばめ式表現の単品と頭を入れ替えるという手もありますが。どちらが簡単でしょうか。いずれにせよ当車は氷見線色なので急行色に塗り直さなければなりません。また、ガラスパーツはHゴムが黒色仕様なので、他の単品キハ28と交換してグレーHゴム仕様にします。こうやって書いているとこれもまた非常に面倒な作業ですね。単品のキハ28の給水口を単純に移設した方が簡単なような気がしてきました。どういう改造をするにせよ、この車もクーラーを移設し常磐無線の設置を行います。

 

10号車 キハ58 1038

↑反対側で見えませんが、便所窓が横長になった平窓後期車です。急行「きのくに」セットのキハ58が種車です。ちなみに同セットに入っていた車のうち、キハ28はこの「ときわ」編成のどれかのキハ28に転用され、キハ65 500番台は先日ご紹介した急行「ちくま」のキハ65に転用されています。ユニットサッシのキロ28は、四国に居た国鉄最末期・JR化直後の塗装変更前のキハ28 5200番台として有効活用する予定です。この車もクーラーを移設し常磐無線の設置を行います。

 

11号車 キハ28 370

↑Tomix単品仕様のキハ28が種車です。当車は変化をつける意味もあり、4VKを搭載しない唯一のキハ28 300番台冷房車であった370番にしようと思います。先日急行「ちくま」の改造を行った際に、非冷房キロ27の床下を冷房車の床下と交換したため、非冷房1エンジン車の床板が余っています。これを活用し当車の床下を4VK非搭載仕様にします。そして車体にある4VK用の吸気口を埋めます。妻板は、先日KATOの「スターターセット」のレビューで書いた通り、4VK搭載車用の配電盤サイズではなくキハ58と同じサイズの配電盤になりますが、どっちみちKATOさんも間違っていることですから私もこの部分は無視するでしょう。あとこの車もクーラーを移設し常磐無線の設置を行います。

 

12号車 キハ28 2393

↑KATO単品のキハ28です。丁度TN化などの整備済みの車が家に余っていましたのでこれを使います。あとこの車もクーラーを移設し常磐無線の設置を行います。

 

ということで12連中キロを除く11両のうち、10両に常磐無線を取り付けることになります。またこのうち9両は冷房車なのでクーラーの移設が必要になります。また、加工の際にご紹介しますがKATOの冷房車の屋根板は裏から見るとクーラー台座部が窪んでいますので、クーラー台座を撤去すると屋根に大穴が開いてしまいます。。。 これが今回KATOのキハ28を極力使わなかった理由です。本当は単価の安いKATOキハ28の新品をこの「ときわ」用に大量に購入したのですが、屋根板を見て加工が面倒であると気づき、既存の車両セットに入っているTomix製キハ28と入れ替えたり、Tomix製の中古を探して置き換えた経緯があります。皆さんも常磐無線を取り付ける計画があるのでしたら要注意です。

 

さぁ、ではこれから改造作業に入ります。それでは皆様お楽しみに!

 

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