2020.07.22 変わり果てたシーサイドライン 後編
前回はこちら↓
今回は新しい金沢八景駅周辺を探索したいと思います。
シーサイドラインの改札を出場。大変貌を遂げた金沢八景駅の姿に迫ります。
こちらは西口周辺の様子。
それまでは地下通路があるのみでしたが、この通路が完成したことで西口からのアクセスも大幅に改善。開放感のある出入口になりました。
ちなみに、かつて使われていた通路は閉鎖され、元の改札口(写真中央)もエレベーター専用になっています。
シックでどこかおしゃれな雰囲気に変わった金沢八景駅でした。
昔からシーサイドラインに親しんでいる身としては、仮駅がどうなったのかが気になるところ。実際に行ってみましょう。
仮駅から京急線の駅までは歩道橋かこちらの信号を渡る必要がありました。
写真中央のビルもシーサイドライン延伸に合わせて建て替えられました。
青い部分が既に使われている線で、黒い部分が延伸された部分です。
ポイント部分の構造から、1989年の開業当初から延伸を見据えた構造になっていたことが伺えます。(実際に延伸されたのはおよそ30年も後ですが…)
このあたりに仮駅につながるエレベーターや階段がありました。
今となってはきれいさっぱり無くなっています…。
せっかくなので他の場所も探索。
シーサイドラインの軌道沿いに位置する琵琶神社。
源頼朝の夫人、北条政子が夫にならって信仰する琵琶湖の竹生島弁財天を勧請して、瀬戸神社の海を埋め立てて創建したといわれています。
境内に入ってみましょう。
境内から平潟湾を望みます。
こちらは琵琶神社の祠。門から先は通常立ち入りが禁止されています。
江戸時代には景勝地としてもてはやされた金沢八景も再開発によりその面影が失われつつありますが、ここはまさにその面影が残っている数少ない場所です。
こちらは瀬戸神社。先ほどの琵琶神社とは道路を挟んで向かい側にあります。
源頼朝が伊豆で兵を挙げた時にご加護を受けた伊豆三島明神を観請したことが瀬戸神社の起源と言われています。
境内にはアマビエののぼり旗が。
こういう時だからこそ頑張っていただきたいものですね。
かつて名勝だった場所は、生活を支える交通の拠点に大変貌を遂げていました。
これにてシーサイドライン沿線の探索は終了。最後は徒歩で金沢文庫駅へ。
成田スカイアクセス線から京成本線への転属が進む3050形。いつか撮れなくなるその日までしっかりと記録したいところです。
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