私の思い出の車輌、キハ52形の飯山線カラーが配属されました。
TOMIX キハ52形100番台(飯山線)セット (98923)
その思い出とは高校時代の夏休みに目的地を長野県の茅野駅として、深夜の上野から急行「津軽」に乗り、明け方に山形県の新庄駅で下車、そこから各駅停車で日本海側を経由して長野県まで下るという鉄道一人旅をしたことが有るのですが、その道中の飯山線で乗車したのがこのカラーのキハ52形でした。
キハ52形というと所謂ツートンカラーの国鉄色か首都圏色と呼ばれる朱色一色なのですが、当時の飯山線で乗車したキハ52形は青とホワイトのツートンカラー、そして前面とサイドに文字が入る斬新な物で車体の古さとは裏腹にインパクトが有りとても記憶に残った車輌でした。
恥ずかしながら当時はどこかの観光ホテルか何かの名前を入れた宣伝カーかと思ってしまいましたが、実はフランス語で「VOITURE AMITIÉ」と記され日本語で「友情の列車」と言う意味と知ったのはつい最近の話だったりしますσ(^_^;)
当時JR化後のローカル線の利用促進を狙って各地で塗装変更が行われた車両の一つであったみたいですね。
因みにその時にキハ52形とペアだった同じカラーのキハ40形もカメラに収めていました。
この様な斬新なカラーリングの車輌ですが、私が数年前に模型生活復帰後、ふとこの車輌のNゲージは存在しないのかなと思い探してみたらTOMIXから発売されていたのを知ってしまった訳です。
それも6年も前の2014年にTOMIXから限定品として発売されその後の再販は無く見つかる訳はなかろう…と探してみたら新品で見つかってしまいました(^^;)
発売から随分と歳月が経つので新品未使用とは言え怖いですが入手したい!が先行です。
正しく新品です(当たり前)
ボディはとても綺麗な配色で塗り分けはシッカリしています。
前面扉のグラデーションが実車通りに良いですね。
但しこのキハ52形は更新工事前の原型形態なので私が実際に乗車した前面に補強が入った更新工事後の車輌とは違います。
更新後のキハ52形はゴツくて良いのですが更新前の原型も良いですねぇ(^^)
でも欲を言えば今からでも更新後を再現して欲しいですTOMIX様………
実車では見えず分かりませんでしたが屋根上までカラーが回り、更にレインボーラインまで屋根上に回っていると言うのは模型を手にして初めて知りました。
当時は今では有り得ない様な力の入れようだったんだろうなと想像出来ますね。
さて、細かいパーツの取り付け、室内灯を組み込み入線整備を済ませるとこんな感じです。
キハ40形に続くTOMIXのハイグレードは細かい作業が有り大変ですがやり甲斐が有り満足感が有りますね。
前回のキハ110系と並んでもおかしくないし、良い感じでディーゼルカーが増車しました。