広島市電の旅① THE路面電車な単車から、最新の超低床連接車両まで楽しめる広島! Travel by The Hiroshima Electric Railway
こんにちは!本日は8月6日です。
1か月ほど続いた長い梅雨が明け、暑さがいきなり訪れましたね!熱中所のほうが即座に命にかかわる危険性が高いと思うので、気を付けたいと思います。
さて、今年2月に訪れた広島での写真を引っ張り出してきました。1泊2日行程で広島市電を楽しみます。
広島市電・路面電車の旅!
歩道橋上から十日市町方面を撮影しました。背景には山々が見え広島らしい景色かなと思います。この先の交差点で江波・広電西広島方面と(左)と横川駅前方面(右)とに分かれます。
先ほどと同じ歩道橋から反対方向(広島駅方面)を見てみました。
(路線図:公式HPより*1)
路線図を見るとこの通り、路面電車としては広大な路線長を誇ります。
図の左端の路線、広電西広島から広電広島口までは専用軌道区間ですが、乗り入れ運転がなされており便利です。
終点・江波駅 「自転車&路面電車」
(江波:1000形グリーンムーバーLEX)※超低床連接車
終点の江波まで来ました。停車しているのは超低床連接車両。
(舟入南~江波:700形)
この辺りは割とのどかな雰囲気で、自動車も多くなく撮影がし易かったです。
(江波:700形)
(江波:800形)
江波は駐輪場直結型で、とても便利な電停だと思います。駐輪場は奥まで続いており、多くの自転車が駐輪されていました。「ここに自転車を停めて、市内へは路面電車で」という移動方法は環境にやさしく、美しい移動方法だと思います。
地下鉄のない広島ではありますが、コンパクトな都市であるが故に路面電車がおそらく輸送人員を考えるときに最適解となっているのでしょう(連接車が可能性を大きく広げています)。家から電停までは自転車、また中心部へは本数の多い路面電車で、という移動手段があるのは、環境にも人にも優しい街の証拠ですよね。
(江波:1900形)※元・京都市電
元・京都市電の車両。「THE路面電車」という形状でとてもカッコいいですね!なんと15両が在籍しているそうです。どおりでよく見かけるわけですね。
京都にもかつては路面電車が走っていたそうですが、1960年代の「多くの面積を占有する自動車」という存在の普及によって、1970年代に「日本最古の路面電車」(京都が初だとは知りませんでした)だった伏見線・稲荷線が廃止されたのを皮切りに、1978年には全線が廃止に追い込まれたそうです(京都市「京都の市電」*2)。そんな京都市電の車両も、広島では大事に扱われているようです(車体がピカピカでした)。
(江波:1900形)※元・京都市電
(江波:1900形・900形)
後ろには元・大阪市電の車両。テンションが上がります!
1両が在籍しています。
(江波:700形)
近くに寄ってみました。
(江波:1900形)※元・京都市電
この区間には頻繁に古い車両が来ます。
(江波:1900形)※元・京都市電
寄って撮って見ます。
(江波:1900形)※元・京都市電
全面の丸みを帯びた形が強調できたかなと思います。カッコいいです。
こう見ると結構ゴツゴツしていてイカツイ車両ですね。
(江波:700形)
こちらは対照的に丸みを帯びたデザイン。
(江波:900形)※元・大阪市電
渋い色ですね。
(江波:900形)※元・大阪市電
元・京都市電よりは丸みを帯びた形状です。
大阪市電も1945年には、路線総延長が116キロメートルと最盛期を迎えていました。しかし京都に同じく自動車の普及により、1969年にはすべての路線が廃止されました(大阪市「6.大阪市電発祥(しでんはっしょう)の地」*3)。大阪では「地下鉄」にその役割を譲ったようです。
(江波:900形車内)※元・大阪市電
折り返してきたこの車両に乗車。横川駅の方面に向かってみることにしました。
荒川線がすっかり新車に入れ替わり、東京ではもう聞けない吊り掛けモーターの音…
(江波:900形車内)※元・大阪市電
渋めのシートがいいですね。
JR横川駅へ
(横川駅前~横川一丁目:700形)
JR横川駅手前で撮影してみることにしました。
(横川駅前~横川一丁目:1000形グリーンムーバーLEX)※超低床連接車
(横川駅前~横川一丁目:1900形・700形)
(横川駅前~横川一丁目:700形)
(横川駅前~横川一丁目:1900形)
狭い道路区間へ
(土橋~小綱町:5200形グリーンムーバ―エイペックス)※超低床連接車
この区間は狭い道路を通っており、他の区間とは異なる雰囲気が楽しめます。
(土橋~小綱町:3950形グリーンライナー)※連接車
90年代の終わりに登場した車両とのことですが、デザインは先鋭的で古びていませんね。モーター音・インバータ音も良い車両だと思います。
(土橋~小綱町)
日が当たれば最高ですね〜。
(小綱町~天満町:705形)
良い撮影ポイントがないか探しに、広電西広島方面へ歩いてみることにしました。
(小綱町~天満町:3950形グリーンライナー)※連接車
土橋の大カーブ
(観音町~西観音町:1900形)
(観音町:1900形)
西広島方面を見ると、山に囲まれた都市・広島という街を感じられます。
気持ちの良い景色でした。
(観音町~西観音町:3950形グリーンライナー)※連接車
本当はもう少し早い時間に来たかったポイントです。時間的に側面に日が回りませんでした。
(観音町~西観音町:5200形グリーンムーバ―エイペックス)※超低床連接車
一番新しい連接低床車両。先進的なデザインです。
4編成が在籍しているそうですが、残念ながら今回は乗車できませんでした。
(西観音町~福島町:3800形)
(福島町~広電西広島:350形)
新己斐橋の手前で撮影。3両が在籍する車両です。
(観音町~西観音町:5000形グリーンムーバ―)※超低床連接車
カーブの地点に戻りました。
(観音町~西観音町:3800形)※連接車
(本通~袋町 歩道橋上から:1000形グリーンムーバーLEX)※超低床連接車
場所を変えて本通付近まで来ました。
(本通~袋町:歩道橋上から)
人も車も多い区間です。
(3000形)※元・西鉄福岡市内線の車両
この特徴的な車両は、出現率が低い車両なのだそうですよ〜。
(的場町:700形)
西日に照らされた広島市電。
奥に見えるのは荒神橋です。
さて、江波方面まで戻ってきました。
(舟入南:800形)
夕方の市電です。日が暮れて冷えてきました。
(江波:1900形)※元・京都市電
夕方の江波駅へ。
(江波:1000形グリーンムーバーLEX)※超低床連接車
(江波:1000形グリーンムーバーLEX)※超低床連接車
広島市電の旅一日目は、もう暗くなったのでここで終了です。宿泊するホテルに行きましょう。
次回・二日目には、広島港などにも向かいます!
(前回の続きの、「富山地方鉄道市内線」の記事を先に書くかもしれません。路面電車続きですね。)