今日はJR西日本の新快速について語りたいです。

新快速は主にJR北陸・琵琶湖・京都・神戸線の敦賀~米原~姫路間及び、湖西線の敦賀~山科間を走る快速列車です。何が言いたいかというと俺はJR東海ユーザーながらJR西日本の新快速が大好きです。

 

車両は225系0番台I4編成。

 

JR西日本の新快速最大の魅力といえば、最高時速130kmの高速運転です。特別料金不要の列車で時速130km運転する列車は、このJR西日本の新快速の他にJR東日本の常磐線(主に茨城県内)・つくばエクスプレスなど数例しかありません。

特に京阪・阪急・阪神・山陽といった私鉄とのライバル関係にある京都~大阪~姫路間は停車駅を最小限に絞り、(例:京都~新大阪間の途中停車駅は高槻のみ)並行私鉄には到底まねできない高速運転を実現しています。

 

車両は時速130kmに対応した223系1000・2000番台と225系0・100番台を使用しています。

2017年以降はほぼすべての列車を12両編成で運行し、基本的に姫路方に8両編成を、米原方に4両編成を連結しています。

新快速は頻繁運転も魅力です。京都~姫路間は日中でも15分に1本の運転です。

車内はもちろん転換クロスシートが主体で快適性もバッチリです。

 

223系1000番台W9編成。網干総合車両所所属の223系1000番台の初期型で車体はビート付き・和式トイレ・他の車両よりも座席の座り心地が良いことが特徴です。

 

まとめると、最高時速130km・停車駅は最小限に絞っている・終日12両編成・15分に1本の運転・全区間特別料金不要(もちろん、青春18きっぷでも乗車可能)の列車が当たり前のように走っている。関西のJR西日本もすごいですね。

もともとJR西日本は私鉄王国でもある関西地区を重要な収入源にしたかったため、新快速はライバルとなる私鉄から乗客を転移させるためのJR西日本の企業努力の結晶ともいえます。

2019年からは特別料金を払わなければいけないが、快適な座席が確保されるAシートを連結した新快速の運行を開始するなど、JR西日本の新快速は進化を続けているといえます。