さて、今日は、これまで紹介できなかったくま川鉄道の途中駅を全てご紹介します。
まずは一武駅。
なんでナマコ壁なんだろう?
錦町の中心部にある駅で、錦町のホームページとかも閲覧してみたんですが古い街並みがあるわけでもなさそう。
構内には、対面ホームが残っている元交換可能駅です。
続いて木上駅
「ツクシイバラ」というのは漢字では「筑紫薔薇」と書きます。
筑紫と書いてありますが、福岡県の西鉄天神大牟田線の「筑紫」駅原産というわけではありませんからね。
そもそも「筑紫」というのは大きく九州を指す言葉です。
九州を中心に、四国や東アジアで生息するバラ科の植物なんだそうです。
このあたりに日本唯一の自生するツクシイバラの群生地があるんだそうですよ。
花はバラというより桜の花びらに似ていてとても美しい花です。
木上駅の棒線駅となっています。
公立病院前駅。
まあ、病院の最寄り駅なんでしょう?
メロンを食べると長寿になるのかな、そんな意味じゃありませんよね。
棒線駅でくま川鉄道になったときに開業しました。
病院までは約400メートルあるそうです。
地域の方の通院の足として活躍してほしい駅です。
東多良木駅。
木製の駅名標支柱、頑張ってますねえ。
開業は昭和中期で、ホームもコンクリート製なのですが、なぜかこのホームとホーム待合所が文化財登録されています。
もう昭和は昔になっちゃったんでしょうか。
駅の入口には集札箱でしょうか、寂しそうです。
この駅は、開業した頃から棒線駅だったのかな?
そして新鶴羽。
さあ、なんで「新」って付いてるんだろうと、こういう駅っていつも疑問に思います。
だってノーマルな「鶴羽」駅は、近くにないんですよ。
こんなときは「オーケーグルグル(グーグル?)」でウィキ先生を呼び出してもらいましょう。
そうそう、オーケーグルグルでSiriのこと聞いたり、Siriにグルグル(だからグーグルだってば!)のこと聞くと、お互い微妙な反応をして面白いですよね。
で、そうそう新鶴羽となった訳ですが、ウィキ先生によると、JR四国に「鶴羽(つるわ)」駅があるからじゃないかと…でもねえ、国鉄当時ならまだしも、くま川鉄道の駅として開業したんですよ、そこまで気を使うかなあ?
きっと「新」つけた方がカッコよくね?なんて考えた人たちが付けたんじゃないかと?
*あくまで個人的な推測です
で、こちらの駅も、棒線駅ですよ。
駅の周りは長閑な田園地帯、こんなところでまったりと1日過ごしたいなあって思っちゃいます。
車内から撮影の途中駅を何駅か紹介しましたが、こうやって見ると、駅それぞれに歴史や特徴があって、決して駅舎のない無人の棒線駅でも脇役ではないと思います。
いいんですそう思っているのが私だけでもそう駅は私のためにあるんだから
(平成22年3月撮影)
熊本の駅をぐるり