皆様こんにちは。
毎度おなじみ美軌模型店です。
兄貴分サイズでオユ60を作ろう！その24
昨日の進捗状況から比べたら
突然ともいえるペースですけど
室内が完成しました！
いえ、正確には
線だけ引いてある写真左下の空白部分に
本来「郵袋掛」という、腰の高さほどの
袋をかける枠がつくんですけど
袋をかけたトコを作りたいなあと思うと
どうしようか迷いもあるんですね。
あ・・・ひらめいた！！
けど！！
そろそろ一旦終わらせる時期が近いので
また今度にします(笑)
さて、体積としては大きいものの
この棚は簡略表現としていますので
大きさに比例して手間がかかるわけではありません。
棚は荷摺のスノコ同様、
単純に格子を印刷したものです。
これ、立体表現しようとしたら
とてつもない手間がかかると思います。
出来ないことはありませんが、
後述の理由により、おすすめしません。
そして、こんなもんでも
無いよりかなり気分も良いというものです(^^)
2枚目の妻板のところに
棚のパーツが入っています。
棚は大小2種の棚段の大きさと
手前の置台部分の高さの違いを
リアルかつ的確に再現(笑)。
共通パーツゆえ、自由に使えるよう
棚の境目の線は表現していません。
実物も、棚の列数は数タイプ存在します。
土台部分の手前に棚を立てたら
L字の脚パーツを両端に立てます。
棚の端と、テーブルの脚が
同じ位置にない場合は
切り離して両方を活かします。
組立は中粘度の瞬間接着剤で行い、
イモ付けの接合部には例によって
「瞬間パテの粉」を盛って
低粘度の瞬間接着剤で固めました。
格子柄の棚の下部が幕板になります。
幕板と棚の横幅は一致するとは限りませんので
一緒にタテに切らず、現物合わせで作業しました。
オユ60で面白いのはここの設計です。
棚を定位置に置いてみると
仕切板側のところが扉にかかります。
これは、正しいのは棚の方で、
出っ張る分の扉の幅が
本来は狭くなっているのです。
そのまま右(写真手前)側に
扉をずらせばいいじゃん、
と思ってしまいますけどそうも行かないのは
背中側の休憩場所の問題でしょうか。
扉幅50cmだと
かなり通りにくい局員さんも
いらしたかもしれませんね(^^)
そして、もう一組
大きい棚の方も同様に組み立てて
テーブル部分は適当な厚紙で作って
完成です！
では車体をかぶせてみましょう！
ここで、
室内はそんなに一生懸命作らなくてもいい
理由が顕わになります。
例えば、この角度ですと
5個並んだうちの中央の窓の
上部 2/3くらいが透明ガラスで
あとは曇りガラスなんです。
他の角度でも、
仕分室側はテーブルのところの
一部を残して全部くもりガラス、
写真手前の郵袋置場側は
透明ガラスではあるものの
保護棒がつき、
しかも床しか見どころが無いという(笑)
まあ、そんな感じで
郵便車の室内に関しては、
チラリズムと妄想を楽しむものですから
実用的には、精巧なディテールは
絶対必要とは言えないのであります(^^)
但し、ですね。
この簡易な室内表現でさえも
仮に今後塗装して完成させて
中がサッパリ見えなくなったとしても
作った本人としては、
中身の存在を感じるわけでして、
作品の重みが確実に変わること、
それから、
万華鏡みたいにデッキから室内を覗くことが
何故かすごくワクワクする
私の個人的な変態趣味からすると(笑)
やっぱり室内はそれなりに作った方が
楽しみが増えると思います(^^)
皆様方におかれましては
ご自身のこだわりに応じて
室内省略から完全再現に至るまで
ご自由にお楽しみいただければと思います。
ではまた明日(^^ゞ
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