おばんでございます。いつも、ブログへ「いいね」をくださいまして誠にありがとうございます。今回は、全車指定の特急が満席に限って発売される立席特急券の事をブログへ書いてまいります。

 

まず、JRの特急列車、新幹線には、「指定席」と「自由席」があるのが基本とされています。だが、一部の列車では、全車指定で運行されている列車も存在しており、新幹線では「はやぶさ」「こまち」「かがやき」、特急列車では「成田エクスプレス」「ふじさん」「きぬがわ」（「スペーシアきぬがわ」）「日光」「スワローあかぎ」「あずさ」「かいじ」「はちおうじ」「おうめ」「ひたち」「ときわ」といった列車が存在しています。そういった列車では、指定席特急券が必要となり、満席でも立って乗る事自体は基本的には出来ません。

 

全車指定席の特急でも、満席であっても乗れないのが基本であるが、実は立って乗る事自体は例外的に認められている。そこで発売されているのが「立席特急券」です。「立席特急券」は、全車指定の特急が満席である場合に、「全車指定の特急列車に立って乗るため」に発売される特急券とされていて、立って乗る事（いわゆる座席を使用しない）を条件として発売しているという事になる。そのため、「立席特急券」の場合ですと、「指定席特急料金」から「座席指定料金」（着席に対する対価）を差し引いた額となり、「自由席特急料金」と同じという事になる。