令和2年4月のある日、この日も天気が良い休みとなったことを受け、ネットで見かけた自販機で「うどんを食べよう!」と思ったことから、自宅から広島県広島市東区JR西日本 芸備線 戸坂駅にまいりましたが、広島駅方面の下り列車の入線までは時間があったことを受け、日頃から利用頻度が高い戸坂駅を観察してみることといたしました

φ(..)カキカキ

まずは


大正5年に芸備鉄道の駅として開業した戸坂駅の駅舎ですが


国鉄 建物財産票によれば、待合所として昭和53年建築された駅舎には


駅としての機能が備わっており


改札口周辺では


交通系ICカードのチャージ機能が付いた近距離切符の自動券売機と入場用簡易型交通系ICカード読み取り装置


出入場双方の交通系ICカード読み取り・入場用切符挿入口・出場用切符投入箱付きの自動改札機


出場用簡易型交通系ICカード読み取り装置が設置されておりまして


改札口脇には、ベンチ、ゴミ箱がセット済の待合スペースが設けられておりました

フム((¯ω¯*))フム

また


駅舎の脇にはトイレがあり


国鉄仕様の表記がなされた案内板とともに取り付けられていた


国鉄 建物財産票によれば、こちらのトイレも昭和53年建築でありました

パシャッ! Σp[【◎】]ω・´)

続いて


単式1面1線のホームを見てみると


JR特定都市市内制度における広島市内の駅である旨が書かれたJR西日本型の駅名標


広島駅方のホーム末端部分


その先に設置された警標のみの第4種踏切


広島駅方面へと続く線路


これまたJR西日本型の駅名標が取り付けられた


木製の電信柱や


運行関連機器が設置されていた


三次駅方のホーム末端部分という状況でありましたが


その三次駅方のホーム脇には、住宅との間に舗装されていない空間があることに気付きました

(・・)??

最初は単なる生活道路かと思っていましたが


空間の住宅側に


JRと記された境界杭があり


つまり、この空間はJR西日本の鉄道用地であるということでした

( `・ω・) ウーム…

戸坂駅を設置した際、当時の地元有力者が土地と資金を芸備鉄道に寄付したとの記録があり


この空間の広さを考えれば、地元の有力者は請願駅である戸坂駅が交換設備を有することを前提に、上り線の線路用地となる土地も、芸備鉄道に寄付したものと思われまして、現在までのところ、戸坂駅には交換設備が設置されていないため、生活道路と化した鉄道用地となっていると考えられました

(*゚▽゚)ノ

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