一昨日から四国旅行記を投稿していますが、今日は私が小学生から高校生までよく乗車した「京王5000系」がデビューした日という事で、今日は何の日ネタを挟ませていただきます。
1963年8月4日に、京王帝都電鉄5000系の営業運転が開始しました。5000系は、京王線(新宿~京王八王子)の架線電圧を600Vから1500Vに昇圧する際に登場し、それまでの京王線のイメージを一新した画期的な車両で、1963年から1969年にかけて155両が製造されました。
非冷房車は夏に乗りたくない存在でした
5000系はバリエーション豊富な車両で、冷房装置は8種類、駆動方式は釣掛駆動式とカルダン駆動式、主電動機・主制御器は3種、台車は12種が存在しました。1962年に登場した井の頭線用の3000系に続いて、1964年度の鉄道友の会ローレル賞を受賞しており、同一鉄道事業者の2年連続受賞は京王が初でした。この5000系を最後に、京王はローレル賞・ブルーリボン賞を受賞していません。
余談ですが、一昨年のブルーリボン賞の投票で、私は京王新5000系と西武40000系に投票しましたが、残念ながら両車ともに受賞ならず😣
1969年度に製造されたグループは、関東で初めて冷房が搭載された通勤電車です。写真は車内に設置された京王帝都電鉄ロゴ入りスピーカー
1972年にデビューした6000系に主力車両の座を譲り、主に普通(各停)・快速・急行の運用に充当されました。
1987年から廃車が始まり、1996年12月に引退しましたが、京王の名車と言われファンも多い5000系は車体長18mと使い勝手がよいため、各地の地方私鉄(富士急行・銚子電鉄・わたらせ峡谷鉄道・一畑電車・高松琴平電鉄・伊予鉄道)に譲渡し現在も活躍中です。(富士急・一畑・伊予鉄で一部廃車)
1984年に登場した7000系によって非冷房の5000系から徐々に廃車となる
一畑電車に譲渡された元5000系
高松琴平電鉄に譲渡された元5000系
伊予鉄道に譲渡された元5000系
引退後の2004年8月までは、特殊な車両を組み込んだ4両編成が活躍していましたが、11月の一般公開を最後に廃車となりました。 先頭車1両は京王電鉄で保存された後、現在は「京王れーるランド」へ移設し車内も一般公開されています。
2013年に5000系が登場50周年を迎えたことから、3社共同企画として一畑電車と富士急に譲渡された一部の元5000系に京王時代の塗装が施されました。(写真は富士急行)
デビューから50年以上経過しても、現役バリバリの元京王5000系は造りが良い事を証明してますね。そして各鉄道会社のカラーリングに馴染んでしまうデザインも5000系の凄いところ。
2017年からは二代目5000系がデビュー、初代5000系に劣らぬ名車と呼ばれるように願っています。
今日は地方鉄道にも人気の名車「京王5000系」がデビューした日でした。
1992年から8000系の導入を開始、5000系の置き換えがさらに進行
京王で役目を終えた5000系は、一部が地方鉄道で新たな人生(車生?)を歩み始めました。
(写真は伊予鉄道に譲渡された非冷房車)
富士急行に譲渡された元5000系
富士急行に譲渡された元5000系
富士急行から1編成がさらに岳南電車へ再々譲渡された(写真は譲渡前の姿)
伊予鉄道から銚子電鉄に再々譲渡された元5000系一畑電車に譲渡された元5000系
高松琴平電鉄に譲渡された元5000系
伊予鉄道に譲渡された元5000系
わたらせ渓谷鐵道のトロッコ車両として活躍中の元京王5000系(中央2両)
引退後の2004年8月までは、特殊な車両を組み込んだ4両編成が活躍していましたが、11月の一般公開を最後に廃車となりました。 先頭車1両は京王電鉄で保存された後、現在は「京王れーるランド」へ移設し車内も一般公開されています。
2013年に5000系が登場50周年を迎えたことから、3社共同企画として一畑電車と富士急に譲渡された一部の元5000系に京王時代の塗装が施されました。(写真は富士急行)
デビューから50年以上経過しても、現役バリバリの元京王5000系は造りが良い事を証明してますね。そして各鉄道会社のカラーリングに馴染んでしまうデザインも5000系の凄いところ。
2017年からは二代目5000系がデビュー、初代5000系に劣らぬ名車と呼ばれるように願っています。
初代5000系は譲渡先でも廃車が発生していますが、登場から50年以上経過した令和の時代も現役バリバリで活躍しています。
先月の四国旅行でも見ましたが、新天地で走る姿を見掛けると嬉しくなりますね
今日は地方鉄道にも人気の名車「京王5000系」がデビューした日でした。
昨日の午前中に通院を終えた後、西武バスの新塗装「S-tory」(エストリー)仕様のA0-199(狭山営業所 / いすゞエルガLV290)を初めて見ました
今年4月から新座・練馬・上石神井・小平の各営業所で導入されましたが、先月中旬に狭山営業所にもようやく納車されたみたいですね
⼈々の⽣活や仕事が織りなす⽇々の物語(ストーリー)を、⻄武バスが新デザインのバスによって紡ぎだしたいという想いが込められた67年ぶりの新塗装「S-tory」は、2020年4月から導入される新車で順次採用されています。
safety(安全)、smile(笑顔)、service(奉仕)、synergy(相乗効果)の他、⻄武グループを連想できるような「S-」、交差する西武や東武・JRなどの鉄道とバスの路線を「織る」という隠し要素を加えた「ory」が名前の由来です。
「笹バス」の愛称で親しまれてきた従来の塗装車がこれから減っていくのでしょう西武バスは他社と比べて廃車にするサイクルが早いですし
相変わらずクラスターによるコロナ感染が広がっています皆様も飲食中の会話を控えるなど出来る事からコロナ感染にお気をつけ下さい。