ゆうマニ改造で残作業となっている(1)屋根上設備の作り直しの作業を行いました。

 

再整備した屋根上設備(排気・放熱用の設備)を搭載したゆうマニ。

 

 

屋根上設備のベース素材となるクーラーパーツ(GM製No.70-8のWAU-102型分散クーラー 東芝タイプ)を改めて準備しました。以前に同素材をベースに作った際、見映えが悪かった原因を究明しておかないと無駄になるので、従来品も再度取り出して並べて見ました。従来品は継ぎ接ぎが目立つのでボロボロの印象ですが、真面目に仕上げ作業をやり直せば、使えそうな気もします。場合によっては、GM製クーラーをそのまま搭載した方がすっきりして良いかもと、安直な考えも浮かんできました。

 

取り敢えず、従来品の補修作業をしてみることにします。

アイスキャンディの棒に、両面テープでタミヤのフィニッシングペーパーを貼り付けた自作工具を使用して、見映えの悪かった屋根上設備の上面を滑らかな曲線になるまでヤスリ掛けしたところ、何とか使えそうなレベルになりました。これを再塗装してから、機器搬入用のハッチ蓋の上面に接着剤で貼り付ければ完成ですが、接着では当たった拍子にポロリと取れてしまう危険性があります。

 

以前に屋根上設備の側面にある通風孔を表現するため、12系客車用クーラーのメッシュタイプ(Z05-0542が12系客車用のメッシュタイプで、04-0131は153系/165系電車用クーラーながら同形状で、グリルタイプとメッシュタイプの両方が販売されていた)の側面を切り出した残骸が2個あります。これを再利用して、この屋根上設備の取付脚にすることにしました。

 

適当な寸法で切り出した廃物利用の取付脚を、内側天井部分に8mm間隔となるように接着して、屋根上設備用の取付脚が完成しました。

 

取付脚の付いた屋根上設備を取り付けるため、ボディのセンターライン上でハッチ蓋の左端から4.5mmの箇所と、更に8mm先にそれぞれφ2の取付穴を開けました。

 

これで、屋根上設備は当たった衝撃で取れてしまうようなこともないでしょう。なお、屋根上設備の仕上がり寸法は、取付脚を除いて14.5mm×9mm×2.5mmとなり、当初に計画した寸法とは少々異なりますが、違和感はありません。残る作業は、車体の塗装だけになりました。

 

 

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