こちらは、昨日(8月2日)、京成電鉄京成本線の京成上野駅で撮影した、新AE形のAE3Fによる、スカイライナー73号🚃💺✈️で、成田スカイアクセス線開業10周年記念ヘッドマークが付いていました。

スカイライナー73号🚃💺✈️は、京成上野駅を17時40分、日暮里駅を17時45分に発車し、途中、空港第2ビル(成田第2・第3ターミナル)駅に停車してから成田空港(成田第1ターミナル)駅へと向かうことになっているけど、その前のスカイライナー48号(成田空港 16時19分、空港第2ビル 16時22分発、途中、青砥、日暮里の両駅に停車)で京成上野入りしていました。

成田スカイアクセス線(京成成田空港線)🚃✈️は、2010(平成22)年7月17日に開業した、成田空港への新しいアクセス路線であり、今年で、新AE形スカイライナー🚃💺✈️と共に10周年を迎えていました。

新AE形スカイライナーのAE3F、アクセス特急用の新3100形の3151F、新3000形50番台(3050形)の3054Fに成田スカイアクセス線開業10周年記念ヘッドマークが取り付けられているけど、スカイライナーのヘッドマークは、7月21日に76歳でご逝去された山本寛斎氏によってデザインされていたので、最晩年の作品となってしまいました。

山本寛斎氏は、京成新AE形スカイライナーのデザイン全般や京成電鉄の制服のデザインに携わっていたデザイナーだったので、京成電鉄にとって重要な人物でもありました。

これまでのスカイライナーの記念ヘッドマークも、山本寛斎氏によってデザインされていたのであります。

スカイライナーのデザインは、スピード感があり、スカイライナーにピッタリなので、デザインしてくれた山本寛斎氏に感謝しています。

自分(しゃもじ)としても素晴らしいデザインだと思っています。

山本寛斎氏のご冥福をお祈り致します。(合掌)

側面の10周年記念ヘッドマークは、1,5,8号車にあります。

成田スカイアクセス線(京成成田空港線)は、京成高砂~空港第2ビル、成田空港間から成る路線であり、京成高砂~印旛日本医大間が北総鉄道北総線との共用区間、印旛日本医大~成田湯川~空港第2ビル間が新線として開業した区間であり、そのうちの千葉ニュータウン中央~成田空港間は、幻となった成田新幹線の建設予定地から転用されたものとなっています。

JR東日本の京葉線の東京~越中島間も、成田新幹線計画の一部となっていたけど、成田新幹線のトンネルから転用されたものではなく、京葉線用として新規に建設された地下トンネル区間であります。

千葉ニュータウン中央駅の隣には、成田新幹線の中間駅が設けられるはずだったので、アクセス特急の千葉ニュータウン中央駅停車がその受け皿となっています。

JR東日本のE259系による成田エクスプレス🚃💺✈️は、成田新幹線の代わりの列車であり、東京~空港第2ビル間最速50分と、成田新幹線計画の30分よりも遅いけど、丸の内側の地下にある横須賀・総武快速線ホームからの発着であるので、乗り換えに便利だと思います。

成田エクスプレスから253系が引退し、E259系に統一されてからも、今年で10年経ちました。

京成スカイライナーは、印旛日本医大~空港第2ビル間での160Km/h運転により、日暮里~空港第2ビル間36分という大幅なスピードアップとなっているので、遠かった成田空港が近くなったのであります。

京成上野~空港第2ビル間も約40分なので速いな❗と思いました。

1978(昭和53)年5月21日にスカイライナーが初代AE形(初代スカイライナー)でデビューした当時は、京成上野~成田空港(初代、現、東成田)間約60分(1時間)掛かっていたけど、当時は初代成田空港駅から空港ターミナルビル(現在の第1旅客ターミナルビル)までバス🚌による連絡となっていました。

1991(平成3)年3月19日にスカイライナーが空港新線にシフトされ、ターミナルビル直下に乗り入れた時点では、京成上野~成田空港間が約61分と結ばれるようになったけど、シャトルバスとの乗り換えが解消されたことでスピードアップしていました。

1992(平成4)年7月17日には、線形改良及びAE100形への置き換えがほぼ完了したことにより、京成上野~成田空港間が最速58分とスピードアップされ、2010年7月17日に成田スカイアクセス線経由へのシフトにより更なるスピードアップが実現していたのであります。

1990(平成2)年6月19日から2016(平成28)年2月28日まで活躍していたAE100形(2代目スカイライナー)は、最高速度が110Km/hとなっていました。

もしも成田新幹線が予定通りに開業していたら、大幅な赤字や騒音問題に苦しんでいたことはもちろんのこと、京葉線の東京駅乗り入れや、京成線及びJR成田線(在来線)の成田空港の直下乗り入れが実現しなかったところでありました。

国鉄→JR東日本の成田空港アクセスが、成田新幹線から在来線(成田エクスプレス等)にシフトされたことにより、新線建設をJR成田駅~成田空港間の空港新線(成田線空港支線、成田新幹線建設用地からの転用)だけで済ますことが出来たほか、東京駅のみならず、新宿駅や横浜駅などから直通列車を走らせることも出来るようになったというメリットがあります。

スカイライナーは、成田空港駅での車両交換(成田空港~宗吾車両基地(宗吾参道)間は回送)が頻繁に行われているので、今回のAE3Fを撮影する時にはかなりの難易度があります。

宗吾車両基地は、1966(昭和41)年に出来た京成電鉄のメインの車両基地(車両工場も併設)であり、宗吾参道駅(千葉県印旛郡酒々井(しすい)町)の南側に位置しています。

宗吾参道駅の由来は、東勝寺(宗吾霊堂)の最寄り駅であり、その名の通りの参道に面しています。

宗吾車両工場では、京成電鉄の車両だけでなく、北総鉄道や舞浜リゾートライン(リゾラ)の車両の検査も行われています。

舞浜リゾートライン(リゾラ)と言えば、あーにゃこと水湊あおひ氏😸が話題にしていたことを思い出します。

あーにゃこと水湊あおひ氏😸は、ディズニーに行きたいと言っていたけど、コロナ騒動の影響により行けていない状態であります。

京成スカイライナーのほうも、コロナの影響により、未だ減便状態であり、青砥駅の臨時停車も継続されています。

今回は、コロナ騒動を乗り越えた上でAE3Fを撮影出来たのであります。

AE3Fは、7月18日のスカイライナー謎解きミステリーツアー、7月25日のお手軽お出かけツアーに使われていました。

ファイアーオレンジにリバイバルされた3600形の3688Fは、今日(8月3日)から一般列車の運用にも入るようになり、日中は京成津田沼~ちはら台間の折り返し運用となっています。

一昨日(8月1日)は、ママ鉄豊岡真澄さんと行く懐かしの京成電車運行ツアーとして、京成上野→(成田スカイアクセス線経由)→空港第2ビル間で3500形の3528-3527+3556F+3534-3533号車によるツアー列車が運転されたけど、成田スカイアクセス線をツアー客を乗せたまま走ったことに加え、普段スカイライナーのみ通過している成田湯川駅の通過線を通過していたことで、違和感のある風景が見られていました。

復路の東成田→八千代台間では、ファイアーオレンジ帯の3688Fが使われていたので、お披露目に相応しかったです。

前面の臨時列車の表示は、種別表示に、「臨」の一文字となっていました。

同様に、回送列車は、「回」、試運転列車は、「試」となります。

3600形のようなファイアーオレンジ帯へのリバイバルは、3500形の未更新車でもやってもらいたかったと思っていました。

昨年10月20日に、3500万人達成記念ヘッドマーク付きだったAE7Fによって運転されていたスカイライナーミステリーツアーでは、京成上野→高砂車両基地→八広→京成津田沼→京成千葉→京成上野間のルートとなっていたので、押上線や千葉線に入ったことで話題になっていました。

このツアーにも、ママ鉄の豊岡真澄氏も参加していたのであります。

昨日から今日に掛けて、渋谷駅のハチ公口にあった東急旧5001号車の青ガエルが、新天地である秋田県大館市まで陸送される為に2006(平成18)年以来住み慣れていた渋谷を離れていました。

昨日は、搬出、陸送の前の段階として、青色のカバーに覆われた本当の青ガエルとなっていたので、京成線の撮影の後、上野から銀座線で渋谷駅へと向かって撮影したのであります。

渋谷駅の青ガエルは、車内に入ることが出来たことで待ち合わせスポットとなっていました。

青ガエルが渋谷駅を離れた残念な出来事となった理由は、渋谷駅の改良工事の支障となる為であり、解体されずに忠犬ハチ公のふるさとである秋田県大館市に移設されて良かったと思っています。

渋谷から成田空港✈️までは、成田エクスプレスまたは直通のリムジンバス🚌✈️で行けるけど、埼京線、湘南新宿ラインのホームの移設により成田エクスプレスの利用に便利になっていました。

新3000形50番台では、3053Fの京成カラー帯への変更が行われているので、オレンジ帯時代に撮影しておいて正解だったな❗と思っています。

成田スカイアクセス線開業10周年記念ヘッドマーク付き電車は、AE3Fと新3100形3151Fは撮影したけど、新3000形50番台の3054Fのほうは未だ撮影していないので、3688Fとセットで撮影してみたいと思っています。

AE3Fは、昨年9月1日に就航した、ANA(全日本空輸)✈️💙の成田~パース(オーストラリア西部)線✈️🇦🇺の記念ラッピング電車に使われていたので、8月31日にぶどう党🍇を見た後に撮影したことを思い出しました。

ぶどう党🍇は、昨日から新メンバーである、美咲華、月ノきらら氏も加わった4人組となっています。

前者(美咲華氏)は2007(平成19)年1月17日、後者(月ノきらら氏)は2006年1月11日生まれであるので、現在のぶどう党🍇でメンバー全員が早生まれであることが守られています。

お披露目があったら是非行きたいと思っています。

7月30日と8月1日にAE3Fを撮影することが出来なかったので、昨日は3度目の正直で撮影することが出来ました。

このように、京成上野駅で、成田スカイアクセス線開業10周年記念ヘッドマーク付きのAE3Fによるスカイライナー73号を撮影することが出来て良かったです。