こんばんは。
前回は、京都鉄道博物館のコロナ対策についてお送りしました。今回は、鉄道博物館のコロナ対策についてお送りします。鉄道博物館では6月より営業が再開されましたが、未だに全体験プログラムが中止となっています。ただ、京都鉄道博物館と違ってジオラマやシアターは人数制限の上で再開されています。そんな鉄道博物館についてお送りします。

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まずは、色々な体験プログラムの前にこちらを。9月まで2階展示室では、常磐線企画展をやっています。中は撮影不可能なのでここで一部を紹介します。まず、入口に入ると、東日本大震災関係ブースとなっており、津波から運転士を守ったことで有名なEⅮ75-1039号機の車番プレートが展示されています。そして、新地駅で津波に飲まれ、大破したE721系P1編成と1039号機の震災数分前に撮られた写真が飾られています。他には、つくば万博関係や651系の前面LEDなどが展示されていました。皆さんも訪れてみて確認してください。

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まずは、鉄道博物館でも人気のミニ運転列車です。こちらもレバーなどで接触感染の危険性があることから体験中止となっています。運転されない車両は、駅に集結していました。ある意味車両が集結するのはレアなのでは?

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子供たちに人気のキッズルームは、不特定多数の子供たちが触れ合う危険性があることから閉鎖されていました。こちらは、京都鉄道博物館と同じです。


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各路線の色にまとめられた103系は、通常通り車内に入ることができます。この裏にあるお弁当屋さん体験や切符購入体験は出来ないようになっていました。


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お弁当屋さんは、E1系付近にある新館(南館)の間にある場所を除いては、通常通り営業しています。ただ、455系のランチトレインは入れないようになっているので、館内のベンチか屋上で食べることになります。右のE2系のてっぱくラインは、運休していました。

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253系やE2系などに付いていた座席に座ってで本が読めるこちらのライブラリーや2階の資料室は、京都では予約制ですが、こちらでは予約の有無関係なしに一切使用できないようになっていました。中に従業員さんぽい人がおり、消毒作業をしていました。

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鉄道博物館名物の車両展示です。常磐線企画展の関係で485系は「ひたち」、455系は「常磐伊豆」のヘッドマークを掲げていました。左の485系は、元々「ひたち」として活躍した車両の一部で、鉄道博物館に入る前は勝田の訓練車として活躍していました。「ひたち」として久しぶりに花を咲かせました。455系のヘッドマークの「常磐伊豆」号は、現在の上野東京ラインの前身にあたる回送線を使い、平駅(現いわき駅)と伊豆急下田、修善寺を結んでいた今の我孫子踊り子の前身にあたる臨時列車です。かつては、下田の地でも交流急行用が見えていたとは驚きです。485系は立ち入り不可、455系は車内を触らないことを条件に客室に入ることが出来ます。

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20系です。こちらも常磐線企画展に伴い、ゆうづる号仕様になっていました。前面のヘッドマークだけ変えたのかと思いきや、側面もゆうづる号になっていました。鉄道博物館に保存されている20系が実際にゆうづる号で走ったのかは分かりませんが、20系自体はゆうづる号でも運用実績あり、C62などと連結して走る姿を思い浮かべる方も多いのでは?
通常は一部入ることが出来るのですが、こちらも入れないようになっていました。

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続いては、東北の華でもある200系です。こちらも他の例に漏れず、車内には入ることが出来ないようになっていました。200系の近くには、展示している200系が雪の中を駆け抜けていくシーンをCGで再現したARスコープがありますが、こちらも使えないようになっていました。

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日本でもここにしか残っていない貴重なレムフ100000形です。こちらは、九州や下関などで釣れた魚を東京の築地市場や大阪などに運んだ鮮魚特急「とびうお」、「ぎんりん」として活躍した貨車です。多くが用途廃止後に廃車となりましたが、この1両のみ保存され、現在は鉄道博物館の奥でかつての鮮魚特急の歴史を後世に伝えています。荷台の一部と車掌車には通常通り入ることが出来ます。


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鉄道博物館には、2両の0系が保存されています。どちらも貴重な0系で、上の特別な展示スペースに保存されている0系は歴史の教科書には必ず出てくるあの0系です。1964年10月1日午前6時00分に東京駅を発ったひかり1号の新大阪方先頭車です。下の0系は惜しまれつつ、2006年に閉館となった交通博物館の入口のシンボルです。鼻に閉館当時の装飾が残っているみたいなのですが、分かりませんでした。
どちらの0系にも入ることが出来ず、ひかり1号の先頭車はテープで入れないようにしていました。

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普段は、ランチトレインとして開放している183系です。こちらも455系と同様に車内に入れないようになっていました。ヘッドマークは、左の車両が北陸新幹線開通前の上野~軽井沢方面を走った「そよかぜ」号、右が「あずさ」でした。

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新館(南館)にやってきました。こちらには、E5系と400系が保存されています。400系のみ通常は入ることが出来ますが、流石に入れないようになっていました。400系は、グリーン車の保存なので入れないのは残念ですよね。

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209系のシュミㇾ―ターを改造した車掌体験です。全体験プログラムが中止されているので、こちらも中止となっていました。通常は、テールライトが点いていますが、使用していないのでテールライトは点いていませんでした。

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鉄道博物館の人気体験プログラムの一つでもある運転シュミレ―タです。こちらも体験できないようになっていました。隣には有料制のE5系の運転シュミレ―タがありますが、無人運転で映像だけ流れている感じでした。

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今回は、入らなかった鉄道ジオラマです。鉄道ジオラマは、冒頭でも触れましたが、人数制限を行った上で上映されています。画像は、別の日に撮影しました。

★レストランについて★
鉄道博物館には、2つのレストランがあり、既存館2階の食堂車をイメージしたレストランと南館の新幹線が見える日本食堂のレストランがあります。どちらも特に制限もなく、通常通り営業していました。
★グッズショップついて★
京都鉄道博物館のように一部商品が陳列されていないことはありません。しかし、入る前に係員の人による消毒や会計列の整理、ソーシャルディスタンスの印がありました。

以上が鉄道博物館のコロナ対策でした。すべては紹介出来ませんでした。京都鉄道博物館では一部が再開されましたが、鉄道博物館では未だに全プログラムが中止となっています。早く再開されてほしいですよね。最後までご覧いただき、ありがとうございました。

↓↓今回紹介出来なかった部分を紹介しています。是非、ご覧ください(車両編)↓↓
https://www.youtube.com/watch?v=pjEZDIBSIDM&t=15s

↓↓今回紹介出来なかった部分を紹介しています。是非、ご覧ください(体験プログラム編)↓↓
https://www.youtube.com/watch?v=8Jbxlspx_vY&t=559s